桐月沙樹・むらたちひろ
『時を植えて between things, phenomena and acts』
- 開催期間:2021年4月17日(土)~2021年5月30日(日)
- クリップ数:3 件
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
染織と版画という手法によって創作を行う2人が、作品に関わる現象、行為と素材を見つめ直しながら、それらと作品との間に横たわる境界について探ることを試みます。
桐月沙樹による木版、むらたちひろによる染織には、「彫る」・「染める」という行為だけでなく、木という素材・染まるという現象そのものが生み出す時間・空間が含まれています。
樹木がもつ木目や染液の滲みは、桐月・むらたの手が介在することで、漂う水面や光のようなイメージを想起させたり、普段知覚できない 変化に意識を向ける存在になります。二人にとって素材や現象は、それ自体が作品を生み出す大きな要素だといえるでしょう。
今回の展覧会では、それぞれの新作に加え、木という素材・染まるという現象を前景化するインスタレーションに取り組みます。
◆ 桐月沙樹 Kirizuki Saki
兵庫県生まれ。2009年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域卒業、2011年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(版画)修了。近年の展覧会に、「京都府新鋭選抜展」(2021 京都文化博物館)、個展「7月あたりの桐月さん。」(2020 ギャラリー恵風/京都)、個展「凹凸に凸凹」-絵が始まる地点と重なる運動-」(2019 ギャラリー崇仁/京都)など。
◆ むらたちひろ Murata Chihiro
京都府生まれ。2011年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻(染織)修了。近年の展覧会に、個展「すべとしるべ 2020 #01 時の容」(2020 オーエヤマ・アートサイト / 京都)、「京都府新鋭選抜展」(2019 京都文化博物館)、 「染・清流展」(2019 染・清流館 / 京都)、個展「Internal works / 境界の渉り」(2018 Gallery PARC / 京都)など。https://murata-chihiro.tumblr.com/
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年4月17日(土)~2021年5月30日(日)
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会場 | 京都芸術センター Google Map |
展示室 | ギャラリー北・南 |
住所 | 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 |
時間 |
10:00~20:00
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休館日 | 5月6日(木) |
観覧料 | 無料 |
TEL | 075-213-1000 |
URL | https://www.kac.or.jp/events/30132/ |
京都芸術センターの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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