村山コレクション受贈記念展 
「刀」―刀剣を愛でる―

香雪美術館

  • 開催期間:2021年9月4日(土)~2021年11月3日(水・祝)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:1 件
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-1
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-2
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-3
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-4
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-5
短刀 銘村正 室町時代(16世紀)
太刀 銘来国俊 鎌倉時代(14世紀)
獅子牡丹図小柄 無銘古後藤 室町時代(16世紀)
大袖太刀図三所物小柄・笄・目貫 無銘 後藤 江戸時代(18世紀)
稲束双雀図鐔 銘利長(花押) 江戸時代(18世紀)
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-1
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-1
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-1
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-1
村山コレクション受贈記念展「刀」―刀剣を愛でる― 香雪美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

2020年、長年にわたって公益財団法人香雪美術館の理事長を務めた故村山美知子氏(1920~2020)より、村山家所蔵のコレクションが一括寄贈されました。受贈作品を紹介するシリーズ展の第3弾は、村山龍平(1850~1933)が収集した刀剣を中心とする「刀」展です。

龍平のコレクション収集は父 守雄(1817~90)の薫陶もあって、明治17~18年(1884~1885)頃の刀剣から始まります。龍平翁は刀剣のなかでも古刀を好み、「その時代その儘のもの」、手の入っていない当初の状態を留めたものであることを重視し、一時期は約800口もの刀剣を所持していました。京都や大阪の刀剣鑑定会には必ず出席し、鑑定会が開催されなくなってからは自ら刀剣商に出向くほど、刀剣を愛好しました。

本展覧会では、このたび寄贈された短刀や脇差を中心に、刀装具や刀掛といった刀剣の脇を固める作品のほか、槍や旧村山家住宅の玄関棟に長く飾られていた火縄銃などを初公開いたします。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年9月4日(土)~2021年11月3日(水・祝)
※施設の改築工事に伴い、長期休館中です。展覧会活動は、中之島香雪美術館(大阪市北区)にて継続中です。
会場 香雪美術館 Google Map
住所 兵庫県神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
9月21日(火)
※ただし、9月20日(月・祝)は開館
観覧料 一般 700円(550円)
高大生 450円(350円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金
TEL078-841-0652
URLhttps://www.kosetsu-museum.or.jp/mikage/

香雪美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

香雪美術館 香雪美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

2.0

刀剣の展示室に入れば背筋が伸びる。

刀剣の展示、鈍く光る刀剣が並ぶ展示室は、ちょっとばかしピリッとした空気が漂います。刀剣とその拵が並べて展示されていました。京博の「刀剣展」の時はわんさか居た刀剣女子は見当たらず、渋い展示室です。伊勢田丸の武士の家に生まれた村山龍平は幼き頃より刀剣大好き少年で、コレクションお始まりも刀剣類からだそうです。「一時期は約800口もの刀剣を所持」とか初展示の火縄銃は美術館のお隣「旧村山家住宅の玄関棟に長く飾られていた」のお話にはビックリです。
刀剣の鈍く光る「刃」に現れるもろもろを鑑賞する刀剣展示には照明が大きく影響しそうです。見えそうでいて、これがそれなのか?と思いつつ展示室を回ってきました。刀剣の部位のパネル解説もありましたが、昔の香雪さんなら凝った作品リストに刀剣の図解解説を載せて、それを手元で確認しながら回れたのでは?
「刀剣」素人に「刀剣展」は難しいかものかたには、厳しい刀剣とは離れた意匠と細やかな細工の刀装具の楽しみもありかも。

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短刀 銘村正 室町時代(16世紀)

太刀 銘来国俊 鎌倉時代(14世紀)

獅子牡丹図小柄 無銘古後藤 室町時代(16世紀)

大袖太刀図三所物小柄・笄・目貫 無銘 後藤 江戸時代(18世紀)

稲束双雀図鐔 銘利長(花押) 江戸時代(18世紀)

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