4.0
贅沢な空間
各地の陶芸家の方々の、熱を込めた作品群の展示たち。器としての造形を保ったものから、美術としての土の力を感じることのできる作品まで、現代陶芸の様々な形を感じることができた。
個人的には、土を感じることのできる素朴な形のものに目を引かれたが、それ以外の自分の想像外の形態の者たちにも、強く心を惹かれる思いがした。
落ち着いた街並みの中の、静かで清廉な美術館。現代陶芸を一つ一つ味わうことのできる、贅沢な空間。小さな旅をした気分になった。
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菊池ビエンナーレは、現代陶芸の振興を目的に菊池寛実記念 智美術館が2004年度から隔年で開催している公募展です。現代陶芸の「今」とその可能性を探るべく回を重ね、今回で9回目を迎えます。
本公募展では、同館が委嘱した審査員が、作品画像による第一次審査と作品実見による第二次審査を行い、入賞および入選作品を選出し、一堂に展示します。
この度の入選作品54点を通して、陶芸作品の多様な広がりと、その可能性をご体感ください。
会期 |
2021年12月11日(土)~2022年3月21日(月・祝)
|
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会場 |
菊池寛実記念 智美術館
![]() |
住所 | 東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル |
時間 |
11:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 2022年1月11日(火)、12月27日(月)~2022年1月3日(月) (ただし2022年1月10日、3月21日は開館) |
観覧料 | 一般 1,100円 大学生 800円 小・中・高生 500円
|
TEL | 03-5733-5131(代表) |
URL | https://www.musee-tomo.or.jp/ |
4.0
各地の陶芸家の方々の、熱を込めた作品群の展示たち。器としての造形を保ったものから、美術としての土の力を感じることのできる作品まで、現代陶芸の様々な形を感じることができた。
個人的には、土を感じることのできる素朴な形のものに目を引かれたが、それ以外の自分の想像外の形態の者たちにも、強く心を惹かれる思いがした。
落ち着いた街並みの中の、静かで清廉な美術館。現代陶芸を一つ一つ味わうことのできる、贅沢な空間。小さな旅をした気分になった。
5.0
楽しい!陶芸の幅広さ奥深さ、美しさと面白さに引き込まれます。
大賞の作品はどうやって造ったのか不思議。とても美しい。ガラス越しなのでぐるりと見られないのが残念。奨励賞の青磁の大海を思わせる大らかな形も素晴らしい。私は、最後の方に有った小さな香水瓶のような可愛らしい作品が好き。
ショップでは出品者の小品も購入できます。
ついでに、この美術館は階段がおすすめ。篠田桃紅氏の壁画と横山尚人氏の硝子の手摺がすばらしく、床や壁の大理石にはアンモナイトなどの化石がいっぱい。平日昼間ですいていました。
5.0
展示作品から造形もさることながら質感や彩色など現代陶芸の表現の幅広さと奥深さを目の当たりにして、とても感銘した。
図録を買っておけば良かったと今にして後悔...
会期は3/21までだから購入しに行こうかな。
即売していたぐい飲みでほしいものもあったが、そちらはちょっと手が出ない価格だった。
5.0
展示の内容に興味を持ち伺いましたが、展示の内容はもちろんですが、展示の仕方やライトアップの方法など空間自体がとても素敵で大満足でした。
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大賞:猪倉髙志《線を解き放つ》高 41.8×幅 24.2×奥行 24.2 cm
撮影:尾見重治、大塚敏幸
優秀賞:梅本孝征《色絵流加彩昇落器》高 17.8×幅 44.5×奥行 44.5 cm
撮影:尾見重治、大塚敏幸
奨励賞:津金日人夢《青瓷平壷-水天彷彿-》高 18.5×幅 41.0×奥行 41.0 cm
撮影:尾見重治、大塚敏幸
奨励賞:中里浩子《はなもよう》高 27.0×幅 48.0×奥行 34.0 cm
撮影:尾見重治、大塚敏幸
奨励賞:原田雅子《ながるる》高 62.0×幅 50.0×奥行 48.0 cm
撮影:尾見重治、大塚敏幸