この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
⼤判カメラのアオリを利⽤して、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家・本城直季。
まるでミニチュアの世界のような感覚を想起させる作品は、この世界の実在と虚構を問いかけます。同時に、“まち” や“ひと” を被写体とした作品からは、⼈間の営みへの作家の温かく愛おしげな眼差しを感じることもできるでしょう。
本城の四国初個展となる本展では、2006 年に第32 回⽊村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」シリーズをはじめ、アフリカのサバンナを切り取った初公開シリーズ「kenya」や、住宅街の路地裏で⻑時間露光によって撮影された「LIGHT HOUSE」など全14シリーズにわたる約200 点の作品を紹介し、これまでの本城の仕事を通覧します。
加えて本展では、高知県を被写体とした本展のための特別な撮り下ろし作品も展⽰。写真家・本城直季の⽬を通して⾒る⾃らの“まち” の不思議をぜひご堪能ください。
◆本城直季
1978年東京都生まれ。2004年、東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。『small planet』(リトルモア、2006年)で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞。作品制作を続ける傍ら、ANA機内誌『翼の王国』で連載するなど、幅広く活動している。作品はメトロポリタン美術館やヒューストン美術館にパーマネントコレクションとして収蔵されている。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年5月22日(土)~2021年7月11日(日)
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会場 | 高知県立美術館 Google Map |
住所 | 高知県高知市高須353-2 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,200円(960円) 大学生 850円(680円) 高校生以下 無料
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TEL | 088-866-8000 |
URL | http://moak.jp/ |
高知県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
- 千葉県市原湖畔美術館
会期:2020年11月7日(土)~2021年1月8日(金)会期終了 - 宮崎県宮崎県立美術館
会期:2021年7月31日(土)~2021年9月5日(日)会期終了 - 岩手県岩手県立美術館
会期:2021年10月16日(土)~2021年11月28日(日)会期終了 - 東京都東京都写真美術館
会期:2022年3月19日(土)~2022年5月15日(日)会期終了
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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