4.0
宝箱のワクワク感
所有者の好みが詰まった茶箱と茶籠が中身ごとまるっと展示されていて、宝箱の中身を覗くワクワク感がありました。
携帯できるお茶道具、ですから、小ぶりな仕立てでミニュチュア的な楽しさもあります。さすが三井家、どのお道具も凝った作りでした。
たぶんほぼ館蔵品で構成されていて、単品であ、これ見たことあるかも、と思う作品もありましたが、セットでみるとまた新鮮な感じがしました。
次回の展覧会が終わると、リニューアルのためしばらく閉館だそうです。次も行かないと♪
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三井記念美術館の所蔵品は茶道具が過半を占めていますが、そのなかでもこじんまりとまとまりがあり、趣味性が強く独特の世界を持ったものとして茶箱と茶籠があります。
2008年に「数寄の玉手箱―三井家の茶箱と茶籠―」と題して展覧会を開催していますが、このたび自粛を余儀なくされているコロナ禍の中で、玉手箱のような趣味と遊びの世界を堪能していただこうと、改めて展覧会を企画しました。
今回は、雪月花を友として四季折々に楽しまれた逸品の数々を、同じく所蔵品の茶道具や書画を取り合わせて展示します。
会期 |
2021年5月1日(土)~2021年6月27日(日)
|
---|---|
会場 |
三井記念美術館
![]() |
住所 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階 |
時間 |
11:00~16:00
(最終入場時間 15:30)
|
休館日 |
月曜日 ※但し5月3日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学・高校生 500円(400円) 中学生以下 無料
|
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://www.mitsui-museum.jp/ |
4.0
所有者の好みが詰まった茶箱と茶籠が中身ごとまるっと展示されていて、宝箱の中身を覗くワクワク感がありました。
携帯できるお茶道具、ですから、小ぶりな仕立てでミニュチュア的な楽しさもあります。さすが三井家、どのお道具も凝った作りでした。
たぶんほぼ館蔵品で構成されていて、単品であ、これ見たことあるかも、と思う作品もありましたが、セットでみるとまた新鮮な感じがしました。
次回の展覧会が終わると、リニューアルのためしばらく閉館だそうです。次も行かないと♪
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