4.0
私も家族?
貴重な原画が見れて感激です。
作者の作りだしたムーミン一家の優しい気持ちが、画面の中から伝わってきました。
また、色々なムーミンの仲間たちも楽しく見ることができ、ほのぼのした気持ちになりました。
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ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソン(1914~2001年)は、1954年にイギリスの夕刊紙「イブニング・ニューズ」紙でムーミンのコミックス(漫画)連載を始めました。主にトーベが絵と台詞を書き、弟のラルス・ヤンソン(1926~2000年)がネタ探しと英訳を担当しました。
1959年にトーベによる連載が終了したあと、1960年からの15年間はラルス一人で漫画製作を担当しました。国を超え愛読されたコミックスを通して、ムーミン童話の世界は広く知られるようになりました。
本展では、ムーミンキャラクターズ社が所蔵する作品約280点を日本初公開。キャラクター設定画や習作、原画など貴重な資料を通じて、全世界で愛され続けているムーミンの奥深くも豊かな世界をお楽しみください。
◆ ムーミンコミックスとは?
ムーミン童話の世界をコミカルに、時に社会風刺のエッセンスを加え、漫画という形式で表現したムーミンコミックス。その歴史は、1947年から2年間、フィンランドのスウェーデン語系新聞「ニィ・ティド」紙に『ムーミントロールと地球の終わり』が掲載されたことに始まります。1954年になると、イギリスの夕刊紙「イブニング・ニューズ」紙で連載がスタート。トーベとラルスの姉弟共作にはじまって、1960年からはラルス一人での制作となりました。1975年まで続く「イブニング・ニューズ」紙の連載はイギリスにとどまらず、スウェーデン、デンマーク、母国フィンランドの新聞、さらに最盛期には40か国以上、120紙に転載されました。読者は1200万人にのぼり、ムーミンの人気は爆発的なものとなりました。その波及効果は、オリジナルであるムーミン童話の児童文学シリーズにも及び、次々に世界各地で翻訳・出版されました。ムーミンコミックスをきっかけに、トーベは児童文学作家としての国際的な名声を不動のものにしたのです。日本でも2000年から、筑摩書房より「ムーミンコミックス」(訳:冨原眞弓、全14巻)が出版されています。
◆ 作家紹介
トーベ・ヤンソン Tove Jansson(1914-2001)
フィンランドのヘルシンキに生まれ、15歳から芸術家としてのキャリアをスタート。画家、小説家としても活躍します。1945年から25年にわたって手がけた「ムーミン」の小説シリーズは世界各国で多くの読者に親しまれています。1954年、コミックスの連載を始めると、20カ国以上で翻訳・出版され、ムーミンの人気を決定的なものにしました。
ラルス・ヤンソン Lars Jansson(1926-2000)
トーベの末弟。15歳の時に冒険小説『トルトゥーガの宝』でデビュー。「ムーミンコミックス」の連載が始まると、トーベとともに漫画の制作や英訳に関わり、1960年から1975年は一人で連載を続けました。また、日本のTVアニメ『楽しいムーミン一家』では、企画から制作にいたるまでトーベとともに監修者を務めました。
【FEATURE|展覧会レポート】
童話でもない、アニメでもない、もう一つのムーミンの世界に出会う 「ムーミン コミックス展」が、そごう美術館(横浜)で開催
会期 | 2021年11月19日(金)~2022年1月10日(月・祝) |
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会場 | そごう美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階(横浜駅東口) |
時間 |
10:00~20:00
|
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 【 事前予約不要 】 一般 1,200円(1,000円) 大学・高校生 1,000円(800円) 中学生以下 無料
|
TEL | 045-465-5515 |
URL | https://moomin-comics.jp/ |
4.0
貴重な原画が見れて感激です。
作者の作りだしたムーミン一家の優しい気持ちが、画面の中から伝わってきました。
また、色々なムーミンの仲間たちも楽しく見ることができ、ほのぼのした気持ちになりました。
4.0
幼いころに好きだったムーミンの展覧会。
原画がたくさん出ていて、日本版との違いも楽しめました。また、所どころに日本語訳があって、知らなかった話も味わえました。
そして何より目を引くのが個性豊かなキャラクターたち。それぞれに愛らしく魅力的でした。
映像では、ムーミンの第1話が流れていました。大人になってから観ると子ども時代とは違った面白さや感慨深さがあります。
ムーミンが好きな方にはぜひ観に行っていただきたい展覧会です。
4.0
横浜そごう美術館で開催されている『ムーミンコミックス展』に行って来ました!
ひとことでいえば、穏やかな雰囲気のとても満足度の高い展覧会でした。
ムーミンコミックスはイギリスの新聞で連載されていたそうです。新聞連載らしく社会風刺も混ぜながらテンポよくコミカルにムーミン谷のできごとが語られていきます。
お馴染みのムーミンファミリーはもちろん初めて知るキャラクターもいて、みんなやや癖強めです。ムーミンファンにとってはアニメや童話との違いを見比べるのも面白かったです。
ムーミンコミックスは、最初姉のトーベ・ヤンソンが描いていましたが弟のラルス・ヤンソンが制作に加わり、最後はラルスが1人で完成させていたそうです。この2人の作風の違いも興味深かったです。トーベのムーミンは私たちが知るオリジナルの丸みがあり、ラルスのムーミンはよりマンガチックに誇張して描かれています。
原画展なので作品は小さめで白黒です。日本語訳を書いた説明が頼りなので、難を言えばかなり目を酷使します。
でも、いたずら書きのようなスケッチからメモがたくさん書き込まれたラフ案、細部まで凝った完成品には、製作過程での作者の試行錯誤や息遣いまで感じられました。
ムーミンの奥深さを知った後、出口にあるミュージアムショップに吸い込まれ、気づけばコミックス展限定グッズをカゴに入れていました。。
横浜そごう美術館での開催は2022年1月10日までですが、この後も長崎、愛媛、東京と巡回していくとのことでした。
5.0
長く親しんで来ながら コミックスの原画は初めて見ました
新聞連載という時間的 スペース的制限が厳しい中 1940年代に描かれた原画は本当に小さく、ラフ画 完成画の比較も興味深かったです
そしてトーベの安定したデッサン力を再認識、弟さんの大きな協力があったこともあらためて知りました
5.0
会期初めの平日昼間、昼休みに訪問。まだ混雑はありませんでした。
とにかくかわいい。
コミックスのほうが、絵本より物語の展開が楽しいかもしれない。
週末は込むだろうと思います。
グッズもありきたりな感じではなくてよかったです。
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