4.0
展示会場が祝福に包まれていました。
江戸〜昭和時代の婚礼衣裳や帯、婚儀に用いる小物などを鑑賞しました。
入り口の白無垢から始まり、終始華やかで繊細、作り手の技巧と祝福の気持ちが込められた衣裳や小物を鑑賞することで、人生の新しい門出を祝福する温かい気持ちになれました。また、婚礼にまつわる知識はあまりないのですが、解説が随所にあったおかげで吉祥紋様や婚礼衣裳の色、色の名前の由来など、美しく華やかな衣裳の鑑賞とともに教養も身に付きました。
余談ですが、江戸時代の婚礼指南書を鑑賞した時に「江戸時代にもゼクシィはあったんだ…」と思ってしまったのがツボでした。