この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
刀装具は古くから用いられてきた刀剣の保護・外装のための部品です。江戸時代には将軍家・大名家のための豪華な刀装金具が作られるようになりました。また町人の台頭以降は、在野の彫金家たちが脇差の帯刀を許された豪商等の求めに応じ、ますます幅広い表現や技術が見られるようになりました。
石黒派は初代石黒政常を祖とする在野の彫金家の一派です。江戸時代後期から末期にかけて多くの門弟を有し、花鳥を装飾的に描き出す精巧な高彫色絵の手法を得意としました。手のひら大にも満たないほど小さな金具の中に華やかな世界を表現する石黒派の刀装具は、現在でも愛好家の間で高い人気を誇ります。
このたびの展示では、石黒派きっての名工として知られる政常や政美をはじめ、清水三年坂美術館が所蔵する石黒派の刀装具を網羅的に紹介します。絢爛豪華にして緻密な作品の数々をどうぞご堪能ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年8月7日(土)~2021年10月24日(日)
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会場 | 清水三年坂美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市東山区清水寺門前産寧坂北入三丁目337-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 火曜日 ※但し、祝日は開館 |
観覧料 | 一般 800円 大学・高校・中学生 500円 小学生 300円
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TEL | 075-532-4270 |
URL | https://sannenzaka-museum.co.jp/ |
清水三年坂美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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