特集陳列 生誕300年 与謝蕪村

京都国立博物館

  • 開催期間:2016年8月23日(火)~2016年10月2日(日)
  • クリップ数:2 件
特集陳列 生誕300年 与謝蕪村 京都国立博物館-1
重要文化財 奥の細道図巻 上巻(冒頭場面) 京都国立博物館
特集陳列 生誕300年 与謝蕪村 京都国立博物館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

摂津国に生まれた与謝蕪村(よさぶそん 1716~83)は、江戸で画俳を学び、東北地方を放浪したのち35歳を過ぎてからようやく京都に居を定めました。

中国・明~清時代の絵画の画法を消化した蕪村の作品は、特に俳諧的な機知を盛り込んだ画風に大きな特色があります。

生誕300年という節目を記念して、画俳両道にわたる蕪村の魅力が紹介されます。

画俳両道に才を発揮した与謝蕪村ですが、こと絵画の制作に関しては晩成の人でした。明・清時代の絵画にならったいかにも中国風の作品や、当時の狩野派に学んだいささか硬い線描を見せる作品など、比較的初期の作品に比べると、晩年作との違いに驚かされます。

柔らかな筆触と淡彩を特色とする山水図、あるいは親しみやすく洒脱な俳画は、蕪村芸術の真骨頂を示しているでしょう。時代によって大きな変化を見せる蕪村作品の、それぞれの魅力が楽しめます。

◆ 重要文化財「奥の細道図巻」与謝蕪村筆
松尾芭蕉(1644~1694)の「奥の細道」の本文を書写し、それに蕪村が俳画を新たに描き加えたもので、全2巻からなり、京都国立博物館が所蔵しています。絵師であり俳人でもある与謝蕪村(1716~1783)は、俳諧の先人である芭蕉を思慕し、30歳頃にはその足跡を追って東北地方を旅したことが知られています。本図には安永七年(1778)、蕪村63歳の作であるとの奥書があり、晩年の作であることが分かります。柔らかな筆致と淡彩で描かれた画面にはユーモアがあふれています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2016年8月23日(火)~2016年10月2日(日)
会場 京都国立博物館 Google Map
展示室京都国立博物館 平成知新館
住所 京都府京都市東山区茶屋町527
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※ただし、月曜日が祝日・休日となる場合は開館し、翌火曜日を休館とします。
観覧料 一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
  • ※( )内は団体20名以上
    ※障がい者の方と介助者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で無料となります。
    ※キャンパスメンバーズは、学生証をご提示いただくと無料となります。
TEL075-525-2473 (テレホンサービス)
URLhttps://www.kyohaku.go.jp/

京都国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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