3.0
日展を訪れて
日本を代表する公募展だけあって、質、量ともに充実している。
変に奇を衒ったような作品は見当たらず、マンネリとも言えるが、肩がこらずに楽しめる。
特に、日本画、洋画、彫刻、工芸、書の5部門が一堂に展示されているので、普段わざわざ展覧会に足を運ばないジャンルの作品に触れる貴重な機会でもある。
そこで、新鮮な魅力に目を開かれる事もあり、それも大きな楽しみである。
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日展は、明治40年に文部省美術展覧会として始まり、名称の変更や組織を改革しながら100年をこえる長きにわたって続いてきた日本で最も歴史と伝統のある公募展です。
日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門からなり、日本を代表する巨匠から新人作家の入選作までの多彩な作品の数々を紹介してまいりました。
平成27年は、組織改革に伴って「改組 新 第1回日展」として開催し、今回は組織改革後、7回目の開催となります。
本展覧会は、東京会場から始まり、京都、名古屋、大阪の順に巡回し、全国を巡回する作品と地元作家作品を展示します。
大阪展では、会員作家及び今回の入賞者による基本作品233点と、大阪・兵庫・奈良・和歌山に在住する会員作家の作品や入選作品などの地元作品348点、あわせて581点の作品を陳列します。
会期 |
2021年2月20日(土)~2021年3月21日(日)
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会場 |
大阪市立美術館
![]() |
住所 | 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 ※災害などにより臨時で休館となる場合があります |
観覧料 | 一般 1,100円 高大生 700円
|
TEL | 06-4301-7285(大阪市総合コールセンター) |
URL | https://www.osaka-art-museum.jp/ |
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日本を代表する公募展だけあって、質、量ともに充実している。
変に奇を衒ったような作品は見当たらず、マンネリとも言えるが、肩がこらずに楽しめる。
特に、日本画、洋画、彫刻、工芸、書の5部門が一堂に展示されているので、普段わざわざ展覧会に足を運ばないジャンルの作品に触れる貴重な機会でもある。
そこで、新鮮な魅力に目を開かれる事もあり、それも大きな楽しみである。
日展に通うようになって数十年、改組からももう7回目を数えるんですね。日展には日本の美術界の保守本流がたっぷり。厚みのある時間が流れています。今年、コロナ禍の中、開催してくださってとても嬉しいです。
大阪開催の天王寺美術館…readmore
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