4.0
大大名の武具を堪能できます。
大大名である細川家の武具を堪能できました。
鎧、兜だけでなく、装束等も展示されております。
実戦用のもの、江戸時代に入って大名の権威を表す装飾的なもの、時代の流れを感じられます。
庭園も整備されており、素晴らしいです。
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
戦国時代、武将は数多くの武具・戦着（いくさぎ）を誂えました。それらは優れた機能性だけでなく、見た目や意匠にも工夫を凝らし、軍や自らの士気を高めました。また、泰平の世が続いた江戸時代も、武家の格式を象徴的に示す道具として代々が備えました。そのため、大名家伝来品の中には、武将たちの美意識を反映した個性豊かな武具・戦着が散見されます。
永青文庫にも、大名細川家の歴代藩主たちが所有していたと考えられる武具などが多数伝わります。本展ではその中から、2 代・忠興（ただおき）（1563 ～ 1645）が考案したと知られる具足形式「三斎流（さんさいりゅう）」の具足や、3 代・忠利（ただとし）（1586 ～ 1641）所用と伝わる変わり兜、南蛮服飾を意識した陣羽織など、美的素養の豊かな藩主たちが誂えさせた武具・戦着を紹介します。波乱の世を生きた武家男性の洒落た一面をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2021年8月17日(火)～2021年9月20日(月・祝)
|
|---|---|
| 会場 |
永青文庫
 Google Map |
| 住所 | 東京都文京区目白台1-1-1 |
| 時間 |
10:00～16:30
（最終入場時間 16:00）
|
| 休館日 |
月曜日 ※但し9月20日は開館 |
| 観覧料 | 一 般 1,000円 シニア（70歳以上） 800円 大学・高校生 500円
|
| TEL | 03-3941-0850 |
| URL | https://www.eiseibunko.com/ |
永青文庫の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 ｜ 鑑賞レポートREVIEWS
4.0
細川家の武具
武具ではあるものの美しき備え、という名称の通り、美的感覚を反映した美しい武具が展示されていました。あの有名な鳥の羽の兜だけでなく、鉢巻型の兜やそれを飾るための台など見たことがない種類のものもありました。刀も刀身ではなく拵えのみを展示しており、「美しき備え」という名前に違わない展覧会でした。
4.0
手の込んだ武具の数々
刀の鞘や鎧、羽織物などの武将の道具の数々が展示されていました。
実用的なものもありつつ、手の込んだ絵柄や技法がとても美しいものばかりで、非常に良かったです。
館内の雰囲気も趣があり、とても好きです。
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- Toshinoさん
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出展作品・関連画像IMAGES
「栗色革包紺糸射向紅威丸胴具足」細川斉樹所用 江戸時代19 世紀 永青文庫蔵（熊本県立美術館寄託）
「紫糸素懸威鉢巻形兜」細川忠利所用 江戸時代17 世紀 永青文庫蔵（熊本県立美術館寄託）
「薄茶緋羅紗地陣羽織」細川忠利所用 江戸時代17 世紀 永青文庫蔵
「信長拵」江戸時代18 世紀 永青文庫蔵