3.0
真の禅僧
生涯寺を持たず、托鉢をして生き、托鉢ができないほど雪が積もる冬には家の近くに植えた若菜を食べて過ごすというまさに禅僧として生きた良寛。書に関しては流麗というよりはクセが強く、それこそが良寛の人となりを表していると言える。特に草書体の筆はこびがとてもリズミカルで良かった。
良寛に関してはあまり詳しくなく、なぜここまで有名になったのかがあまりわからなかったが、何となくその生き様が周囲の人だけでなく、時代を超えて文豪や芸術家にまで慕われるようになったような気がした。
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良寛(1758~1831)は、江戸時代後期の詩歌・書に優れた托鉢僧で、「良寛さん」と呼ばれ親しまれています。
越後出雲崎の名主橘屋の長男として生まれ、一時は名主見習となりますが、18歳で出家し、修行ののち諸国を行脚して帰郷。国上山の中腹にある五合庵や乙子神社の草庵に住庵しました。
生涯寺を持たず、名利にとらわれぬ生活を送り、清貧の中で生きとし生けるものすべてへの愛を失わず、子どもと戯れ、友と語り、和歌や漢詩を詠み、書に興じた人でした。
そうした良寛の生きざまや遺墨は、いまも多くの人々の共感を呼び、魅了し続けています。
本展は、2018年に開催した春季展「心のふるさと良寛」の第2弾として、日本有数の良寛コレクター秘蔵の遺墨を中心に、新たにそのコレクションに加えられた作品を展示します。
日本人の「心のふるさと」と評される、良寛のあたたかな書と芸術をご堪能ください。
会期 |
2021年4月24日(土)~2021年8月1日(日)
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会場 | 永青文庫 Google Map |
住所 | 東京都文京区目白台1-1-1 |
時間 |
10:00~16:30
(最終入場時間 16:00)
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休館日 |
月曜日 6月29日(火)は展示替のため休館 |
観覧料 | 一 般 1,000円 シニア(70歳以上) 800円 大学・高校生 500円
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TEL | 03-3941-0850 |
URL | https://www.eiseibunko.com/ |
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生涯寺を持たず、托鉢をして生き、托鉢ができないほど雪が積もる冬には家の近くに植えた若菜を食べて過ごすというまさに禅僧として生きた良寛。書に関しては流麗というよりはクセが強く、それこそが良寛の人となりを表していると言える。特に草書体の筆はこびがとてもリズミカルで良かった。
良寛に関してはあまり詳しくなく、なぜここまで有名になったのかがあまりわからなかったが、何となくその生き様が周囲の人だけでなく、時代を超えて文豪や芸術家にまで慕われるようになったような気がした。
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