5.0
山水画だけじゃない!
水墨画というと山水画のイメージが強いですが、それだけではないということがよくわかります。白描図も下書きというのではなく、それだけで完成品としてみることができるという点で素晴らしかった。屏風絵が特に秀逸です。
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墨は、東洋において、文字を書く際の主たる材料であると同時に、書と密接に関わって展開した画(絵画)にとっても最重要の材料であり続けてきました。
そうした墨で描かれる絵画は大きく、濃淡や暈(ぼか)し、抑揚のある描線を駆使する水墨(すいぼく)画と、均質な細い線を主とする白描(はくびょう)画に分けることができます。
本展は、墨の可能性をそれぞれ追求してきた水墨と白描、その表現の魅力を、日本近世の作例によってご覧いただくものです。画家たちは、趣向を凝らした水墨で個性を競い合い、あるいは、ストイックな白描で観る者を清浄な境地に誘います。
会期 |
2020年9月19日(土)~2020年11月3日(火・祝)
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会場 |
根津美術館
![]() |
展示室 | 根津美術館 展示室1・2 |
住所 | 東京都港区南青山6-5-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし9月21日(月・祝)は開館し、翌々日23日(水)休館 |
観覧料 | 一般 1,100円 (900円) 学生 800円 (600円)
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TEL | 03-3400-2536 |
URL | https://www.nezu-muse.or.jp/ |
5.0
水墨画というと山水画のイメージが強いですが、それだけではないということがよくわかります。白描図も下書きというのではなく、それだけで完成品としてみることができるという点で素晴らしかった。屏風絵が特に秀逸です。
3.0
よくやく再開した根津美術館、初回は水墨画特集です。
次回特別展の肩慣らし感あります。
観たことある作品多数ですが、長沢芦雪の赤壁図はやはり素晴らしいですね。
水と墨が今にも滴り落ちるようなヌラリヌメリとした筆触がスゴイ。
2階の信楽と瀬戸黒たま虫が良いです。
当日分予約不可、前日までに予約しないといけないのが面倒。
入館開始時刻に人が固まるので少しズラすのが良いです。
作品数を絞って密になりにく環境です。
それにしても次回展は楽しみすぎる。
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