5.0
絵本作家という枠組みで捉えるのは間違い
移民の悲哀を描いた「アライバル」という台詞のない絵本で有名なショーン・タンの作品展。あとはアカデミー賞のアニメーション部門を受賞した「ロスト・シング」しか知らなかったけど、他にもいろいろ絵本を出していた。
SFっぽい幻想的な絵が多いんだけど、マンガっぽいキャラクターが大名行列しているみたいな、遊び心溢れるかわいい絵も描くし、エドワード・ホッパーみたいな寂しげな絵も描く。自分はヒグチユウコの絵が好きなんだけど、なんか似てる気がする。
あまりに気に入っちゃったから公式図録以外に3冊も作品集買ったから1万円近く散財してしまった。
家に帰ってからじっくりストーリーも読んだけど、絵だけでなく話も面白い。