ショーン・タンの世界展
どこでもないどこかへ

そごう美術館

  • 開催期間:2020年9月5日(土)~2020年10月18日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:3 件
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-2
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-3
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-4
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-5
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-6
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-7
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-8
『内なる町から来た話』より 2018年 ©Shaun Tan
『エリック』より 2007年 ©Shaun Tan
《火曜午後の読書会》『遠い町から来た話』より 2004年 ©Shaun Tan
『アライバル』より 2004~2006年 ©Shaun Tan
『アライバル』より 2004~2006年 ©Shaun Tan
『アライバル』より 2004~2006年 ©Shaun Tan
『ロスト・シング』より 1999年 ©Shaun Tan
いたずらがきをするやつ 2011年 ©Shaun Tan
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1
ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ そごう美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

ショーン・タンは、約5年におよぶ制作期間を経て、2006年に移民をテーマにしたグラフィック・ノベル『アライバル』を発表しました。

テキストを使わずに緻密にイメージを組み立ててつくり上げたこの物語は、すぐさま国境を越えて世界中の人々を驚かせました。

本展は、タンの全面的な協力のもとに開催される日本初の大規模な個展です。彼が最初に絵と文を手がけた絵本『ロスト・シング』から最新作までの原画と習作のほか、スケッチ、映像作品、変な生き物をかたどった立体作品も含め約130点の作品を展示し、彼がつくる奇妙で懐かしい世界をたっぷり紹介します。

◆ ショーン・タン(1974~)
1974年オーストラリア生まれ。幼いころから絵を描くことが得意で、学生時代からSF雑誌で活躍。西オーストラリア大学では美術と英文学を修める。オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。2006年に刊行した『アライバル』は現在23の言語で出版されている。イラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプト・アーティストとしての活躍の場をひろげている。約9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で2011年にアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。同年、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞も受賞。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年9月5日(土)~2020年10月18日(日)
会場 そごう美術館 Google Map
住所 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階(横浜駅東口)
時間 10:00~20:00 (最終入場時間 19:30)
  • ※そごう横浜店の営業時間に準じます
休館日 会期中無休 
観覧料 大人 1,200円(1,000円)
大学・高校生 800円(600円)
中学生以下 無料
  • ※ミレニアム/クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカードのいずれかをお持ちの方はカード提示で( )内の料金にて入館できます
    ※障がい者手帳各種をお持ちの方および同伴者1名は無料で入館できます
TEL045-465-5515
URLhttps://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/20/shauntan/

そごう美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

そごう美術館 そごう美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

絵本作家という枠組みで捉えるのは間違い

 移民の悲哀を描いた「アライバル」という台詞のない絵本で有名なショーン・タンの作品展。あとはアカデミー賞のアニメーション部門を受賞した「ロスト・シング」しか知らなかったけど、他にもいろいろ絵本を出していた。
 SFっぽい幻想的な絵が多いんだけど、マンガっぽいキャラクターが大名行列しているみたいな、遊び心溢れるかわいい絵も描くし、エドワード・ホッパーみたいな寂しげな絵も描く。自分はヒグチユウコの絵が好きなんだけど、なんか似てる気がする。 

 あまりに気に入っちゃったから公式図録以外に3冊も作品集買ったから1万円近く散財してしまった。
 家に帰ってからじっくりストーリーも読んだけど、絵だけでなく話も面白い。

4.0

不思議な世界

平日の午前中に観覧し、映画の上映予約をしました。非常に奇妙な生き物?たちが所狭しと駆け回る、そんなイメージです。ロストシングの不可思議な世界から、アライバルの緊迫した世界。「夏のルール」もシュールで好きです。全体的にハッピーエンドとはならない話も多く、造形や絵のかわいさ、不思議さとのギャップが心に沁みてきます。映画は後方は他人の頭が邪魔になるので、極力最前列がおすすめです。

5.0

乾いた大人の心に染みる癒やしの世界

不思議な生き物と人間が手を取り合って優しい時間を共有していて夢をみているような世界です。その生き物はまるでヒエロニムスボスの絵から出て来たような姿ですがどこか可愛い。鉛筆の濃淡だけで描かれた言葉の無い絵本「アライバル」「エリック」あの不思議な友達に会いたくなります。私はエリックの「フラワーガーデン」が好き。会場では「ロスト・シング」の上映会も有るので是非とも見ていただきたい。入口で予約してから入って下さい。上映は16分。絵だけでは分からない愉快な動きがたまりません。「内なる町から来た話」は絵本用とは思えない程の大きな油彩画。幻想的で美しい色彩が心に染みます。ミュージアムショップで気に入った絵本を買ってもう一度、ショーン・タンの世界へ迷い込みましょう。所要時間約一時間。

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
神奈川県で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

『内なる町から来た話』より 2018年 ©Shaun Tan

『エリック』より 2007年 ©Shaun Tan

《火曜午後の読書会》『遠い町から来た話』より 2004年 ©Shaun Tan

『アライバル』より 2004~2006年 ©Shaun Tan

『アライバル』より 2004~2006年 ©Shaun Tan

『アライバル』より 2004~2006年 ©Shaun Tan

『ロスト・シング』より 1999年 ©Shaun Tan

いたずらがきをするやつ 2011年 ©Shaun Tan

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE