4.0
精巧な作品
週末の日中に訪問。観覧者は少なめですが、若い人が多かったです。2階と地下1階の展示で、まずは2階から。渡米以前の油絵などから始まり、ニューヨークで認められるまでの期間の作品です。どの作品も大型です。かなり精巧にできており、石膏かと思いましたが、まさかの木材。すべてが木でできているとは思えないなめらかさです。地下1階は最晩年の作品まで。目を見張るのは錆の表現で、どうしたらあの質感がでるのか実に不思議で見入ってしまいます。こちらも作品が大きく、密になる心配はありません。子どもが見ても面白い作品が多いですが、最後のコーナーのエイズ関係作品は男性器が表現されています。静かな環境でゆったりと見ることが出来ました。