5.0
夢のある絵本の世界
いつも行こうと思いつつ、アクセスに難がある場所での開催が多いため、なかなかいけない原画展である。
今回は、プラチスラヴァから、かつて一つの国であったチェコとスロヴァキアの絵本が多数、見られた。千葉市美での開催で、田村一村と同時開催、ありがたくすべて拝見してきた。
関連イベントは感染拡大の影響で中止、こどもたちには少々つまらない展示になってしまったかもしれないが、大人には不足なく楽しい。
発色、印刷、製本のすばらしさを堪能。
印象に残ったもの、いくつもあるが、ウラジーミル・クラールの『鳥の伝説』は鳥好きにはこたれられない。アクリル絵の具による作品と知り、印刷技術の進歩にも瞠目する。
足利・浦和・茅ヶ崎と今後巡回するようです。おすすめです。