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江戸の粋がたくさん!
おしゃれの見本市としても浮世絵は大きな役割を果たしていたことがよくわかります。本当にいろいろな着こなしや色遣いがあるので、現代でも楽しいファッション誌として楽しみました。今のコーディネートに生かせるかも?な楽しい展覧会でした。
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華やかに着飾る若者、渋い柄をスタイリッシュに着こなす大人の男性、奇抜なデザインを好むアウトロー。浮世絵にはこうしたお洒落な男性が次々に登場します。
江戸時代、現代同様に男性もファッションを楽しんでいたのです。歌舞伎役者は江戸随一のファッションリーダーでしたし、日々の生活でも男性たちは着物だけでなく頭巾や煙草入れなどの小物、髪型にもこだわりを発揮していました。そしてその洗練された和装姿には独特の色気が漂い、江戸の男性像の大きな魅力となっています。
男性の和装に焦点をあてる本展では、和装男子の魅力を堪能するとともに江戸の豊かな服飾文化に触れてみてください。
粋な着こなし ―ファッションへのしたたかな情熱
贅沢な身なりを禁じる法令が度々出された江戸時代。人々は黒や茶、縞や小紋など地味な色や模様、そして小物を組み合わせてファッションを楽しみました。吉原遊廓で遊ぶ「通人」と称された男性たちは渋い色味を好む知的なスタイルで注目を集めます。一方、職人や火消しなど威勢が良く男気にあふれた男性たちは、手ぬぐいや半纏に趣向を凝らした男らしい装いで人気を呼びました。
物語のなかの和装男子 ―ルール無用の和装世界
現代の漫画やアニメのキャラクターに劣らず、浮世絵では物語や伝説、歌舞伎の登場人物の多くが奇抜なファッションで登場します。例えば侠客(きょうかく)は、ドクロや地獄などの大胆な衣装で度々描かれます。架空の世界で生み出された独創的な和装をお楽しみください。
歌舞伎役者 ―江戸最強のインフルエンサー
娯楽の少なかった江戸時代、歌舞伎役者は現代のタレントとYouTuberとの人気をあわせ持つような特別な存在だったと言えます。人気役者ともなればその影響力は絶大。彼らが舞台で見せた着物の着こなしや色や模様、例えば江戸紫やかまわぬ模様は次々と流行となりました。
会期 |
2021年1月6日(水)~2021年1月28日(木)
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会場 | 太田記念美術館 Google Map |
住所 | 東京都渋谷区神宮前1-10-10 |
時間 |
10:30~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 | 1月12、18、25日は休館 |
観覧料 | 一般 800円 大高生 600円 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/ |
4.0
おしゃれの見本市としても浮世絵は大きな役割を果たしていたことがよくわかります。本当にいろいろな着こなしや色遣いがあるので、現代でも楽しいファッション誌として楽しみました。今のコーディネートに生かせるかも?な楽しい展覧会でした。
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京都の「粋」(すい)とは異なり、江戸の「粋」(いき)は渋い柄・模様が中心。武士の街でお上が幅をきかせる中においては仕方なかったのだろうが、それを逆手にとった渋い縞・小紋柄に裏模様と色々考えて着飾っていたことがわかる。それにしても青色の種類が多く、まさに「ジャパンブルー」と言われるだけのことがあると思った。
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