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「(後期)学窓の俊英たち」を鑑賞
後期(2/6~)は京都市立芸術大学の日本画卒業生に焦点を当て、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬、浜田観、望月玉成、富本憲吉、上村淳之等の作品を一所に集めた展覧会で、色々な作品をじっくり観ること出来て良かったです。
特に、浜田観さんの「芥子」は優美で形や色合が美しくてとても心惹かれました。
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堂本印象美術館では、年に一回のペースで京都における美術教育を見つめ直す展覧会を企画しています。昨年の「京都市立銅駝美術工芸高等学校ゆかりの作家たち―京都日本画の源」に引き続き、今回は京都市立芸術大学をとりあげます。
京都市立芸術大学は,明治13年に開校した我が国で最も古い芸術系大学です。伝統と革新の二面性を有する京都特有の風土のもと、自由な学風を持ち、芸術研究と創造的活動の場として今なお重要な役割を担っています。
同大学の130有余年の歴史を紐解くと、京都府画学校として誕生し、京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校など、名称を変えながら、近代京都画壇のみならず、京都の伝統産業の発展にも深く関わってきました。戦後は総合芸術大学として、日本画はもとより、洋画、彫刻、工芸の分野においても優れた人材を輩出してきました。
今回、京都市立芸術大学芸術資料館の所蔵の名品を通じて、近代日本画の足跡をたどる展覧会を前期と後期、それぞれテーマを変えて開催いたします。
前期では、教員ゆかりの作品を展示します。長い歴史をもつ教員陣のなかには、文化勲章受章者をはじめ近代の日本美術を代表する作家が数多くいます。今回は日本画のみならず、洋画、工芸分野で活躍した教員の作品についても展観し、充実した教育環境をしのびます。
後期では、日本画卒業生に焦点を当て、土田麦僊、村上華岳ら京都画壇を代表する画家のほか、将来を期待されながらも夭逝した画家など、知られざる画家の作品も展観します。
また同時に、京都市立絵画専門学校の卒業生で教員でもあった堂本印象の作品の中から、学生・教員時代に描いた写生や下絵のほか、印象が京都市立芸術大学へ寄贈した作品を特別に展示し、京都市立芸術大学と印象との関係を振り返ります。
<主な出品作品>
前期(12/9~1/31)
美術教育を支えた教員たち
神坂雪佳《観楓図》
堂本印象《世相三題》
福田平八郎《雨後》
中村大三郎《花を持てる聖者》
山口華楊 《樹》
上村松篁《立葵》
須田国太郎《走鳥》
小合友之助《雨》
近藤悠三《ペルシャ古陶村染付皿》(後期も展示)
富本憲吉《染付陶板「曲る道」》(後期も展示)
秋野不矩《雨期》
後期(2/6~3/21)
学窓の俊英たち
村上華岳《二月の頃》
土田麦僊《髪》
岡本神草《口紅》
望月玉成《花鳥図》
稲垣仲静《豹》
清水六兵衞(六代)《鷲》
琴塚英一《萩苑》
濱田観《芥子》
三輪晁勢《葡萄》
前後期合わせて約50点
※出品内容には変更が入る場合があります。
会期 | 2015年12月9日(水)~2016年3月21日(月・振) |
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会場 | 京都府立堂本印象美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市北区平野上柳町26-3 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館 年末年始(12月28日~1月4日) 展示替えなどによる臨時休館 |
観覧料 | 一般 510円(400円) 高大生 400円(320円) 小中生 200円(160円) ※( )内は団体20名様以上の割引料金
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TEL | 075-463-0007 |
URL | https://insho-domoto.com/ |
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後期(2/6~)は京都市立芸術大学の日本画卒業生に焦点を当て、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬、浜田観、望月玉成、富本憲吉、上村淳之等の作品を一所に集めた展覧会で、色々な作品をじっくり観ること出来て良かったです。
特に、浜田観さんの「芥子」は優美で形や色合が美しくてとても心惹かれました。
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