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日本画家・田渕俊夫（たぶちとしお 1941～）は、日本絵画に伝統的な装飾性と精神性を高いレベルで両立させている希有(けう)な存在です。
日常の営みの中に悠久の時間を感じるという田渕の芸術の根幹は、15年にわたる愛知県立芸術大学在籍時代の活動を通じて急速に確立されていきました。日本美術院理事長となり、文化功労賞を受賞して、まさに画壇の重鎮となった今も、日本画のポテンシャルの高さに気づかせてくれる作品を生み出し続けています。
当地域と浅からぬ縁のあることから、日本美術の優品を豊富に所蔵する徳川美術館で展覧会を開催することとなりました。新作を含め、画家自薦による作品を紹介します。
令和元年の新天皇即位にかかる「大饗の儀」で披露された、「悠紀地方風俗歌(ゆきちほうふぞくうた)屏風」も出品予定です。
| 会期 |
2021年4月18日(日)～2021年5月30日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
徳川美術館
 Google Map |
| 住所 | 愛知県名古屋市東区徳川町1017 |
| 時間 |
10:00～17:00
（最終入場時間 16:30）
|
| 休館日 |
月曜日 5月6日（木） ※ただし5月3日（月）は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,400円 高大生 700円 小中生 500円 （「企画展 うるわしき花と鳥」と共通）
|
| TEL | 052-935-6262 |
| URL | https://www.tokugawa-art-museum.jp/ |
5.0
田渕俊夫が好きで観に行きました。沢山の田渕俊夫の美しい素晴らしい作品を見る事が出来て満足です。
徳川美術館のコレクションである、徳川家ゆかりの品々(刀、茶道具、嫁入り道具、掛け軸、絵画などの名品)や、
源氏物語絵巻の展示なども見る事が出来て、とても充実した内容でした。
ショップも、３箇所もあり、とても充実していました。愛知県の土産物も売っていました。(外国人が喜びそうな雑貨も沢山ありました。)
美しい徳川園(日本庭園)も隣接されていて良かったです。
お抹茶や珈琲も頂ける場所や、
高級ですがランチが出来る場所もありました。
感染対策がしっかりされていて良かったです。
(検温、消毒はもちろんのこと、ソーシャルや、会話禁止でした。)
4.0
初期の作品から、線の印象的な作品、水墨のにじみの印象的な作品と様々な作風が楽しめた。絵巻作品もみれたし、襖が2作品間近でみることもできる。また、期間限定だが、大饗の儀で飾られた「悠紀地方風俗歌屏風」も出展されている。別の展覧会で対にあたる土屋禮一氏の「主基地方風俗歌屏風」も見たが、やはりその大きさにも圧倒されるが、風景のそれぞれに田渕氏らしさを感じる。仕方がないことだが残念なのは、開場の展示ケース等の都合で、作品が展示ケース枠により真ん中で切られてしまった状態でしか見れない物が、かなりの数あることです。
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