4.0
昔からイベント好き
今も昔もイベント好きは変わらない。まさかこれを全部やっていたわけではなかろうが、エンターテインメントとしての側面が強かったのだろう。そんな江戸庶民の暮らしがわかる展覧会。
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
現代の私たちは、毎年決まった時期に行われる様々なイベントを通して、1年の生活のリズムを感じとっていますが、北斎が生きた江戸時代の人々も同様に年を重ねていました。
本展では、そのような年中行事に焦点を当て、北斎や門人たちが描いた当時の風俗を紹介します。
それぞれの行事は、1年の平穏無事や子どもの成長など、種々の祈りを込めて行われました。いろいろな行事に加え、季節ごとに登場する行商などの風俗を描いた作品も展示し、江戸の四季を紹介します。
150年以上前の江戸の1年を身近に感じ、先人の生活に思いをはせていただければ幸いです。どうぞ、江戸の歳事記をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2020年6月30日(火)～2020年8月30日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
すみだ北斎美術館
 Google Map |
| 住所 | 東京都墨田区亀沢2-7-2 |
| 時間 | 9:30～17:30 （最終入場時間 17:00） |
| 休館日 |
月曜日 ※開館：8月10日(月・祝) 休館：8月11日(火) |
| 観覧料 | 一般 1,000円（800円） 高校生・大学生 700円（560円） 65歳以上 700円（560円） 中学生 300円（240円） 障がい者 300円（240円）
|
| TEL | 03-6658-8936 |
| URL | https://hokusai-museum.jp/ |
すみだ北斎美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 ｜ 鑑賞レポートREVIEWS
5.0
江戸の庶民に近づける？
事細かにここまで行事があるの？というくらい四季を通じてのいろんなイベントが紹介されています。今でも現代に通じて残っている餅つきや七草がゆ、端午の節句などもあれば、今ではそんな行事、あったの？？と思うような珍妙な風習や行事もあり、興味深いです。後期には疫病退散を0ねがって鍾馗様も登場するので、後期もおたのしみに。
- 0
- BY sasaneko0211
4.0
北斎と一門による希少な肉筆、摺り物を堪能
北斎一門と楽しむ四季のイベント。既に現代では消滅してしまった催事、活気ある祭事が、描かれ大変楽しめます。北斎壮年期の浮世絵、摺り物は素晴らしく状態が良いです。弟子たちの版本も堪能です。同時開催綴プロジェクト、フリーア美術館蔵の北斎は肉筆、屏風展示(
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出展作品・関連画像IMAGES
顔見世狂言 葛飾北斎「新板浮絵三芝居顔見世大入之図」(前期)すみだ北斎美術館蔵
端午 葛飾北斎「朱描鍾馗図」(後期)すみだ北斎美術館蔵
節分 葛飾北斎『北斎漫画』四編(部分・通期)すみだ北斎美術館蔵
雛祭 大山北李「享保雛図」(前期)すみだ北斎美術館蔵