4.0
作風の変化
週末に訪問。寒かったですが、開館時に10人くらいは入館しました。通常と異なり、2階から始まりますので、最初に新進作家の作品を見ることになります。本展は、年代順、テーマ別に作品が展示されています。有名なシカゴの雪の中の車や、桂離宮のほか、あまり見ない日本の産業など、興味深いです。両界曼荼羅の全写真は圧巻でした。最後の伊勢神宮など、普通は見ることが出来ない風景が写されており、楽しめました。興味がある方は恵比寿の写真美術館もご覧いただくとよいと思います。
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ニュー・バウハウスに学んだ石元泰博に注目!
シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス)に学んだ写真家 石元泰博(いしもとやすひろ 1921-2012)は、対象の構造的、空間的特性を鋭く捉えた作品によって、写真界はもとより、広く建築、デザイン、美術にわたる戦後日本の芸術界に大きなインパクトを与えました。
様々なシリーズで写真の可能性を追及
バウハウスの流れを汲む近代的な視点から日本の伝統建築を撮影した桂離宮シリーズ、丹下健三、磯崎新、内藤廣ら同時代の建築家の作品を撮った作品、そしてライフワークとなったシカゴと東京の人と街を捉えた作品など、その成果は内外で高く評価されています。
対象の本質と写真の可能性へのあくなき探究心、そして緻密な暗室作業による厳格なプリントの美学は、デジタルが一般化した今日において一層の輝きを放っています。
過去最大規模で石元の仕事を振り返る展覧会
2021年は石元泰博の生誕100年にあたります。この記念すべき年に向け、石元の足跡を過去最大規模で回顧する展覧会シリーズを東京オペラシティ アートギャラリーと東京都写真美術館、高知県立美術館との共同で実施します。
東京オペラシティアートギャラリーでは「伝統と近代」を切り口として、作家活動の前半に軸足を置き、多様な被写体を貫く石元の眼差しに注目します。東京都写真美術館では、独自の都市観にフォーカスし、中盤から晩年に至る作品を選りすぐります。2つの展覧会を通して、より多角的な視点から石元の活動の全貌が明らかとなるでしょう。その後、高知県立美術館にて集大成となる展示を行います。
会期 |
2020年10月10日(土)~2020年12月20日(日)
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会場 | 東京オペラシティ アートギャラリー Google Map |
住所 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 |
時間 |
11:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日 |
観覧料 | 当展覧会は事前予約制となっております。予約方法の詳細は公式サイトをご覧ください 一般 1,200円(1,000円) 大学・高校生 800円(600円) 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.operacity.jp/ag/exh234/ |
4.0
週末に訪問。寒かったですが、開館時に10人くらいは入館しました。通常と異なり、2階から始まりますので、最初に新進作家の作品を見ることになります。本展は、年代順、テーマ別に作品が展示されています。有名なシカゴの雪の中の車や、桂離宮のほか、あまり見ない日本の産業など、興味深いです。両界曼荼羅の全写真は圧巻でした。最後の伊勢神宮など、普通は見ることが出来ない風景が写されており、楽しめました。興味がある方は恵比寿の写真美術館もご覧いただくとよいと思います。
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