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ショパンへの愛があふれる展示室
新型コロナウイルスの影響でしばらく休館していた練馬区立美術館も、6/2に再開。
日本初公開のショパンの自筆譜の他、ショパンの存命中から現在にかけて描かれた多くの肖像画、そしてショパン国際コンクールといったコンクールのポスターなどが一堂に会しています。
ショパンが生きていた当時の作品は少なめですが、その後に多くの作品が生まれたということから、彼の死後にもいかに多くの人がショパンを愛しているのかということがよくわかります。
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2019年、日本とポーランドは国交100周年を迎えました。これを記念して、ポーランドが誇るロマン主義を代表するピアニストで作曲家のフリデリク・ショパン(Fryderyk Chopin /1810~1849)を新たな視点から再考する展覧会を開催します。
「ピアノの詩人」と称されたショパンの楽曲は、母国ポーランドやロマン主義の舞台であったフランスは然ることながら、日本をはじめ世界中で愛されてきました。ただ、ショパン自身については、幼い頃から身体が弱く、恋人であった作家ジョルジュ・サンドとの別れによる傷心のうちに若くして亡くなったという画一的なイメージが流布しています。
そこで本展では、ショパンの息吹を感じる自筆譜や手紙、遺品のみならず、彼にまつわる様々な美術作品や資料に基づき、ショパンという芸術家の人間像と音楽創造の背景を見つめ直します。
とりわけ現代のアーティストたちがショパンからインスピレーションを得て制作した数々の造形作品を一同に展覧し、多角的なショパン像を発見しようという試みは新しいアプローチと言えるでしょう。
本展では、現在、ショパンの遺品・権利などを一括して保有・管理、研究および普及活動を行っているワルシャワの国立フリデリク・ショパン研究所(NIFC:Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の全面協力のもと、彼らの所有する本邦初公開の自筆譜や手紙、美術作品などを中心に、ワルシャワ国立博物館やドルトレヒト美術館(オランダ)、国内美術館が所蔵する油彩画など貴重な約250点を展示します。
日本・ポーランド両国にとって本展は、ショパンとその時代の芸術への一層の興味・関心を喚起し、両国の相互理解を促すだけでなく、ますますの強固な友好関係を築くものとなるでしょう。
会期 |
2020年4月26日(日)~2020年6月28日(日)
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会場 | 練馬区立美術館 Google Map |
住所 | 東京都練馬区貫井1-36-16 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 5月7日(木) ※ただし、5月4日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円 高校・大学生および65~74歳 800円 中学生以下および75歳以上 無料
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TEL | 03-3577-1821 |
URL | https://www.neribun.or.jp/museum.html |
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新型コロナウイルスの影響でしばらく休館していた練馬区立美術館も、6/2に再開。
日本初公開のショパンの自筆譜の他、ショパンの存命中から現在にかけて描かれた多くの肖像画、そしてショパン国際コンクールといったコンクールのポスターなどが一堂に会しています。
ショパンが生きていた当時の作品は少なめですが、その後に多くの作品が生まれたということから、彼の死後にもいかに多くの人がショパンを愛しているのかということがよくわかります。
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