キューガーデン 英国王室が愛した花々
シャーロット王妃とボタニカルアート

山梨県立美術館

  • 開催期間:2021年2月11日(木・祝)~2021年3月28日(日)
  • クリップ数:10 件
  • 感想・評価:1 件
キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート 山梨県立美術館-1
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《ボタンの栽培品種(ボタン科)》1809年 個人蔵 photo Brain Trust Inc.
トマス・ハーヴェイ夫人《ローザ・ケンティフォリア(キャベツローズ)とローザ・ガリカ(フレンチローズ)の栽培品種(バラ科)》1800年 キュー王立植物園蔵
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew
フランツ・アンドレアス・バウアー《ゴクラクチョウカ (ストレリチア・レギネ)(ゴクラクチョウカ科)》1818年 キュー王立植物園蔵
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew
《シャーロット王妃》1772年 個人蔵 photo Brain Trust Inc.
ウェッジウッド《ポートランドの壺》19世紀(1790年頃完成) 個人蔵 photo Brain Trust Inc.
ウェッジウッド《蓋付き皿(クイーンズウェア)》1765-1770年頃 個人蔵 photo Brain Trust Inc.
キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート 山梨県立美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

イギリスのロンドン郊外にあるキューガーデンは、ユネスコ世界遺産にもなっている世界最大級の植物園です。本展ではキューガーデンのコレクションを中心に、美しい花々を描いた約100点のボタニカルアートを展示します。

キューガーデンの歴史は18世紀に始まります。当時の大英帝国は貿易と植民地獲得によって繁栄を迎え、啓蒙思想の広がりや科学技術の向上を背景として、近代植物学が飛躍的に発展しました。そして世界各地の植物を調査するための研究センターとしてキューガーデンが大きな役割を果たすようになり、多くのボタニカルアートが生まれました。ボタニカルアートとは、植物を科学的な視点から描いたもので、植物研究とともに長い歴史を培うなかでその芸術性を見出され、人々に親しまれるようになりました。

本展では18世紀から19世紀初頭に描かれたボタニカルアートを展示するほか、国王ジョージ3世の妃であり、この時代のキューガーデンの発展に寄与したシャーロット王妃(1744~1818)にスポットを当て、彼女が愛したウェッジウッドの「クイーンズウェア」を展示します。さらに、当時の建築や装飾における主流のデザインであったジョージアン様式の部屋を部分的に再現し、ボタニカルアートを愛した人々の暮らしぶりを紹介します。

西洋において世界に対する視野が急激に拡張し、各分野で大転換が起こった時代に、先端性の一翼を担うとともに人々の暮らしを華やかに彩ったボタニカルアートの世界をぜひお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年2月11日(木・祝)~2021年3月28日(日)
会場 山梨県立美術館 Google Map
展示室山梨県立美術館 特別展示室
住所 山梨県甲府市貢川1-4-27
時間 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
2月15日(月)、22日(月)
3月1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)
観覧料 一般 1,000円(840円)
大学生 500円(420円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金、前売料金、県内宿泊者割引料金
    ※高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
    ※県内65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
    ※障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
TEL055-228-3322
URLhttps://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/

山梨県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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巡回展TRAVELING EXHIBITION

キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート 巡回情報
※巡回先は、全情報が載っていない場合もございます。最新の巡回先一覧は、展覧会公式サイトなどでご確認いただけますよう、お願いいたします。
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

約100点もの美しい花々を描いた、ボタニカルアート

大英帝国の繁栄ぶりが、植物学を発展させた結果、数多くのボタニカルアートの芸術性までも見出されて、アートとしても親しまれるようになった、美しい作品約100点の展示を、じっくり鑑賞できました。
国王ジョージ3世の妃 シャーロット王妃が愛した、ウェッジウッドの「クイーンズウェア」や当時の部屋を部分的に再現した、ドローイングルームの展示もあり、人々の暮らしぶりの中に、ボタニカルアートが溶け込んでいた様子が表わされていて、美しく華やかな気分になる展覧会でした。

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《ボタンの栽培品種(ボタン科)》1809年 個人蔵 photo Brain Trust Inc.

トマス・ハーヴェイ夫人《ローザ・ケンティフォリア(キャベツローズ)とローザ・ガリカ(フレンチローズ)の栽培品種(バラ科)》1800年 キュー王立植物園蔵
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

フランツ・アンドレアス・バウアー《ゴクラクチョウカ (ストレリチア・レギネ)(ゴクラクチョウカ科)》1818年 キュー王立植物園蔵
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

《シャーロット王妃》1772年 個人蔵 photo Brain Trust Inc.

ウェッジウッド《ポートランドの壺》19世紀(1790年頃完成) 個人蔵 photo Brain Trust Inc.

ウェッジウッド《蓋付き皿(クイーンズウェア)》1765-1770年頃 個人蔵 photo Brain Trust Inc.

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