4.0
いつの時代にも流行はある…
ハイカラ女学生の定番スタイル、くらいのイメージしかなかった袴。年代によって袴の長さに特徴があるとは!学生でもないのにコスプレみたいに袴スタイルを利用する人がいたり、ナンチャッテ女学生とは違う本物よ!と主張するために、裾にラインを入れたり徽章が作られたり…。今と変わらない人々の営みがそこにはありました。
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今では女子大学生の卒業式のスタイルとして定着している女性の袴姿。宮中の装束に由来し、明治~昭和初期、およそ 100 年前には女学生の通学服として時代を象徴する装いであった袴は、現代においても魅力を放ち続けています。
女性の袴が認められるまでには紆余曲折があり、また、袴は女学生だけでなくむしろより長く「働く女性」の装いでもあったことからは、ジェンダーレスで活動的な衣服としての側面もうかがえます。
和装から洋装へ移り行くはざまの短い期間に花開いた袴姿を、竹久夢二や高畠華宵が描いた絵、当時の雑誌、写真などの資料、さらに袴実物もまじえて展示し、その魅力や意義に迫ります。
会期 |
2020年1月7日(火)~2020年3月29日(日)
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会場 |
竹久夢二美術館
![]() |
住所 | 東京都文京区弥生2-4-2 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※ただし1月13日(月・祝)開館、翌14日(火)休館 2月24日(月・祝)開館、翌25日(火)休館 |
観覧料 | 一般 900円 大・高生 800円 中・小生 400円
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TEL | 03‐5689‐0462 |
URL | https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/ |
4.0
ハイカラ女学生の定番スタイル、くらいのイメージしかなかった袴。年代によって袴の長さに特徴があるとは!学生でもないのにコスプレみたいに袴スタイルを利用する人がいたり、ナンチャッテ女学生とは違う本物よ!と主張するために、裾にラインを入れたり徽章が作られたり…。今と変わらない人々の営みがそこにはありました。
3.0
先日 弥生美術館に行ったときに併せて見てきました
宝塚歌劇団の袴や今は見かけない短めの袴が展示されていました
高畠華宵の描く女性は エロ艶っぽい 目もと口もと・・・
そう感じるのは私だけ?
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