4.0
ベルエポックの大女優
先日、「みんなのミュシャ展」に行ったばかりだったので興味深々で出掛けました。
フランスでは本当に大女優だったんですね。
展覧会ではドレスやイニシャル入りの銀製の食器や調髪道具セットなどや、自分自身でプロデュースした沢山の写真も残しています。
ミュシャやロートレックのポスターや舞台で使用したラリックのアクセサリーなど、交友関係の広い事もわかります。
大女優ならではと言うか、夫のほかに13人もの恋人がいたり、その反目、息子の借金等の為にいつもお金に困っていたとか…。サラの年表を見るとかなり波乱万丈の人生だった様です。
ミュシャがサラに依頼されて「ジスモンダ」のポスターを作った時のサラの年齢は50歳ですでに大女優として大活躍していた時。とてもそんな年齢には見えません。
フランスで唯一、切手になった女優サラベルナール。その切手も展示されていてミュージアムショップではその切手がデザインされたハガキやマスキングテープも売っていました。その他、マグカップやトートバック、チョコレート等どれも欲しくなってしまうグッズが揃っています。
19世紀末のパリの雰囲気が楽しめる展覧会でした。
横須賀は11月4日で終了ですが、巡回があるので興味のあるかたは行ってみて下さい。