パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華
サラ・ベルナールの世界展

横須賀美術館

  • 開催期間:2019年9月14日(土)~2019年11月4日(月・振)
  • クリップ数:16 件
  • 感想・評価:5 件
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-1
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-2
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-3
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-4
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-5
アルフォンス・ミュシャ《メディア》1898年、リボリアンティークス蔵
レオポルド・ルトランジェ《街着姿のサラ・ベルナール》1910年、個人蔵
《ポストカード『遠国の姫君』のサラ・ベルナール》箱根ラリック美術館像
ルネ・ベルジュ《『トスカ』でのサラ・ベルナール》1920年頃、個人蔵
デザイン:アルフォンス・ミュシャ/制作:ルネ・ラリック《舞台用冠 ユリ》1895年頃、箱根ラリック美術館蔵
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-1
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-1
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-1
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-1
パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展 横須賀美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

サラ・ベルナール(1844~1923)は、19世紀半ば~20世紀初頭、パリを拠点に活躍した女優です。

1862年にコメディー・フランセーズでデビュー、1872年には自らの名を冠した劇場を立ち上げ、看板女優として舞台に立ちました。

主演作「ジスモンダ」のポスター製作では、新人画家アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)を抜擢、また、舞台ではルネ・ラリック(1860~1945)のジュエリーを用いるなど、アール・ヌーヴォー様式を支えたパトロンの一人でもありました。

本展では、サラ・ベルナールの姿を捉えた当時の写真や肖像画とともに、ミュシャ、ラリックなど、彼女の舞台を彩ったデザイン・工芸分野の作品など約150点を通して、ベル・エポックの時代の文化を多面的にご紹介します。 

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年9月14日(土)~2019年11月4日(月・振)
会場 横須賀美術館 Google Map
住所 神奈川県横須賀市鴨居4-1
時間 10:00~18:00
休館日 10月7日(月)
観覧料 一般 900円(720円)
高大・65歳以上 700円(560円)
中学生以下 無料
  • ※11月3日は無料観覧日
    ※( )内は20名以上の団体料金(前売りは9月13日まで)
    ※市内在住または在学の高校生は無料 
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と
    付添1名様は無料
    ※前売り券は美術館受付、横須賀芸術劇場チケットセンター(横須賀芸術劇場1階、横須賀中央駅モアーズシティ1階)で購入可能
TEL046-845-1211
URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/

横須賀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

横須賀美術館 横須賀美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

ベルエポックの大女優

先日、「みんなのミュシャ展」に行ったばかりだったので興味深々で出掛けました。
フランスでは本当に大女優だったんですね。
展覧会ではドレスやイニシャル入りの銀製の食器や調髪道具セットなどや、自分自身でプロデュースした沢山の写真も残しています。
ミュシャやロートレックのポスターや舞台で使用したラリックのアクセサリーなど、交友関係の広い事もわかります。
大女優ならではと言うか、夫のほかに13人もの恋人がいたり、その反目、息子の借金等の為にいつもお金に困っていたとか…。サラの年表を見るとかなり波乱万丈の人生だった様です。
ミュシャがサラに依頼されて「ジスモンダ」のポスターを作った時のサラの年齢は50歳ですでに大女優として大活躍していた時。とてもそんな年齢には見えません。
フランスで唯一、切手になった女優サラベルナール。その切手も展示されていてミュージアムショップではその切手がデザインされたハガキやマスキングテープも売っていました。その他、マグカップやトートバック、チョコレート等どれも欲しくなってしまうグッズが揃っています。
19世紀末のパリの雰囲気が楽しめる展覧会でした。
横須賀は11月4日で終了ですが、巡回があるので興味のあるかたは行ってみて下さい。

5.0

華がある

ミュシャ目当てでいったのですが、サラの作品を知れたことや、ルナラリックの華やかな装飾の数々を楽しませていただきました。
好きな画家を見るにしても、テーマが違うと知れる内容も多岐になるため勉強になりました。

THANKS!をクリックしたユーザー
komitirol1115さん

4.0

行ってきました!

本当にため息しか出てこないくらい、この時代の手の込んだ仕事・美意識・思想に感嘆するばかりでした。一歩足を踏み入れた途端にあの時代へタイムトラップすることができる素敵な展示です。個人的には大好きなロートレックを観れたことが大収穫でした。

4.0

サラの人生とミュシャ

横須賀美術館と言うロケーション的にも海と山とエントランスに広がる芝生そして透明感のある美術館での開催と聞き、心躍る思いで、「サラ。ベルナールの世界」を観てきました。私的にはミュシャがすっごく好きで行ったのですが、サラの出生からの経歴に驚きました。そして、大女優とのことでしたが、すっがく苦労して女優になり王子様との命ももらい、実業家としての道も歩んだのだと知りました。そして、やがり私が感激したのは、まだまだ出だしだったミュシャを見出し、彼の才能を開花させたことかと思います。だからこそ現在ミュシャはすっごく一般人に愛され、そして多くの芸術にも影響を与えることになったと感じています。
また、サラについては、多くの写真が残されていることがすごいと感じました。
サラがいたからミュシャは今持てはやされている!それがすべてかもしれません。そして、是非サラ・ベルナールの年表をごらんあれ!!

THANKS!をクリックしたユーザー
クロキネコさん

4.0

ベル・エポックの大女優

サラ・ベルナールといえばミュシャの描いたポスターが有名で、むしろミュシャのポスターでしかその姿を見ることはありませんでしたが、この展覧会では女優サラ・ベルナールそのものに焦点が当てられています。

ミュシャのポスターの展示ももちろんありましたが、彼女の親友の画家が描いた肖像画や、画家が自らサラに献呈した銅版画、ほかにも様々な画家が描いた「ジスモンダ」のサラなど、いろんなサラの姿を見ることができました。
サラや周囲の人物の写真も多くあり、交友関係の広さを感じさせました。
また、サラ自身が制作した彫刻や小説も紹介されていたり、化粧品やお酒の広告にも登場していたりと、彼女の活動は多彩です。

海外公演中の怪我がもとで片脚を切断してからも舞台に立ち続けたというサラ。
フランスで切手が発行された初の著名な女性はサラだそうです。
偉大な女優がミュシャの絵から飛び出した展覧会でした。

THANKS!をクリックしたユーザー
minoxt99さん

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出展作品・関連画像IMAGES

アルフォンス・ミュシャ《メディア》1898年、リボリアンティークス蔵

レオポルド・ルトランジェ《街着姿のサラ・ベルナール》1910年、個人蔵

《ポストカード『遠国の姫君』のサラ・ベルナール》箱根ラリック美術館像

ルネ・ベルジュ《『トスカ』でのサラ・ベルナール》1920年頃、個人蔵

デザイン:アルフォンス・ミュシャ/制作:ルネ・ラリック《舞台用冠 ユリ》1895年頃、箱根ラリック美術館蔵

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