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鑑賞者も素敵
和服も夢二も初心者ですが、浴衣を着て鑑賞してきました。同じように和服の鑑賞者が多く、それぞれの着こなしを見るのも大変目の保養でした。
展示内容はどれも可愛い着こなしばかり!こんな着方もありなのかと自分もチャレンジしたくなる可愛さでした。
絵は夢二以外のものも多かったのですが、夢二が独特の崩れた色気があって一番魅力的でした。
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「着物にチャレンジしたいけれど、ルールが難しそう」と敬遠している人はいませんか?
しかし、本来着物とは、それほど厳密なルールに縛られるべきではなく、もっと自由に楽しんでいいのです。
それを証明してくれるのが、戦前の抒情画です。それらを見ると、着物の着方は決して一様ではなく、着る人の好みや個性を反映し、千差万別だったことがわかります。
もうひとつ現代人を悩ませるのが、コーディネート。本展ではスタリストの岩田ちえ子が、抒情画をアンティーク着物によって再現し、さらに同じ着物に違う帯や小物を合わせ、一枚の着物がとり合わせ方によって、異なる雰囲気に変貌する醍醐味をお見せします。
角度によって様相を変える万華鏡のように、着物も着付けやコーディネートによって変化する様を、御覧いただきます。
【弥生美術館との合同企画展です】
◆同時開催「長襦袢の魅力 ~着物の下の遊び心、女心~」
期間中、弥生美術館3階では「長襦袢の魅力 ~着物の下の遊び心、女心~」を開催します。これまで顧みられることのなかった襦袢の魅力を紹介する初の展覧会です。
大正~昭和まで、着物姿の大事な要素であった「襦袢」ですが、現代にあっては、「下着」という位置づけとなりつつあり、振りや袖口から見えていると、はしたないと言われることさえあります。ところが、当時の美人画などを見ると、振りや袖口からこぼれる襦袢は、地味な着物に華やかさを添えるための、大切な「色彩」だったことがわかります。
また、現代ではほとんど白や淡色、無地になってしまった襦袢ですが、戦前は、花柄をはじめとし、幾何学文様や動物柄など、多種多様な文様がありました。中には、気球や、お座敷遊びに興じる人々を描いたものまであり、隠れたところに大胆な文様を着て楽しんでいた日本人の遊び心が、しのばれます。
着物の展示に併せて開催し、襦袢の魅力を再発見していただく展示です。
会期 |
2019年7月5日(金)~2019年9月29日(日)
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会場 |
竹久夢二美術館
![]() |
住所 | 東京都文京区弥生2-4-2 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 7/16、9/17、9/24(火)休館 ※ただし、7/15、8/12、9/16、9/23(月)は開館 |
観覧料 | 一般 900円 大・高生 800円 中・小生 400円 ※弥生美術館も鑑賞できます |
TEL | 03‐5689‐0462 |
URL | https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/ |
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和服も夢二も初心者ですが、浴衣を着て鑑賞してきました。同じように和服の鑑賞者が多く、それぞれの着こなしを見るのも大変目の保養でした。
展示内容はどれも可愛い着こなしばかり!こんな着方もありなのかと自分もチャレンジしたくなる可愛さでした。
絵は夢二以外のものも多かったのですが、夢二が独特の崩れた色気があって一番魅力的でした。
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地下鉄から徒歩で坂道を上がるのは大変な暑い日でした。「夢生」について何も知らないまま数日後、日本橋三越の夢二肉筆秀作展へ。なるほど…そうだったのか。
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