3.0
撮影全て可の展覧会
連休に訪れたせいもあるかと思いますが、いつもの文博の3倍の人出という感じでした。
浮世絵、日本画、刀剣、鎧など、どこかで目にしたことがある、耳にしたことがある作者の作品が揃い、なかなか見ごたえがあります。
単眼鏡が所々に配置され、展示方法が凝っていると思わせるところもあり、展覧会そのものはよくまとまっている印象でした。
全て撮影可能なため、とにかくスマホ、タブレットの撮影音が響き渡り、かなりの来訪者の方が作品そのものの観覧より、撮影をされに来られているのかなという感じが否めませんでした(そうでない方もたくさんおられましたが)。
正直、全く落ち着かない展覧会で、撮影ができるというのはとても画期的だと思いますが、消化不良というか、もやもやしたものが残り、その部分がとても残念でした。
繰り返しになりますが、作品は粒ぞろいですので、観覧は勧めます。