新創開館10周年記念 企画展
美しきいのち ―日本・東洋の花鳥表現―

根津美術館

  • 開催期間:2019年9月7日(土)~2019年11月4日(月・振)
  • クリップ数:6 件
  • 感想・評価:1 件
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-2
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-3
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-4
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-5
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-6
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-7
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-8
染付白鷺文皿 肥前 1枚 日本・江戸時代 17~18世紀 根津美術館蔵 山本正之氏寄贈 <通期展示>
国宝 鶉図 伝李安忠筆 1幅 中国・南宋時代 12~13世紀 根津美術館蔵 <前期展示:9/7~10/6>
四季花鳥図屏風(左隻) 伝狩野元信筆 6曲1双 日本・室町時代 16世紀 根津美術館蔵 <前期展示:9/7~10/6>
重要文化財 瓜虫図 呂敬甫筆 1幅  中国・明時代 14~15世紀 根津美術館蔵 <後期展示:10/8~11/4>
重要文化財 竹雀図 伝牧谿筆 1幅 中国・元時代 13世紀 根津美術館蔵 <後期展示:10/8~11/4>
秋草図巻(部分) 銭維城筆 1巻 中国・清時代 18世紀 根津美術館蔵 <前期・後期で巻替えあり>
菊図頭 (梅菊図縁頭のうち) 後藤一乗作 1組 日本・江戸時代 19世紀 根津美術館蔵
安南染付蜻蛉文茶碗 1口 ヴェトナム 17世紀 根津美術館蔵
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1
新創開館10周年記念 企画展  美しきいのち  ―日本・東洋の花鳥表現― 根津美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

色も形もとりどりの花や、艶やかな羽を持つ鳥は、それ自体、洋の東西を問わず、古くから賞玩の対象とされてきました。

ことに中国を中心とする東アジアでは、花や鳥を描く花鳥画が、人物画や山水画と並び、絵画の主要なジャンルとなりました。

一方、現代ではスケッチの意味で使われる「写生」という言葉は本来、花鳥画において、対象を観察し、その形や生態、ひいては生き生きとした様子を写し取ることを意味するものでした。

すなわち花鳥画とは、美しい動植物をモチーフに、いのちの輝きを描きとどめようとするものと言えます。

花鳥画に期待されたのは、生命感あふれる美しさだけではありません。珍しい花や空想上の鳥は、異国や極楽のイメージを喚起しました。

また、外見的な特徴や性質、それを表す漢字の音などを根拠に、富貴や長寿、多産などの吉祥が託されました。さらに花や鳥は、絵画にとどまらず、工芸意匠にもなりました。

このたびの展覧会では、根津美術館の所蔵品によって、東洋、特に中国と日本における花鳥表現の展開をたどります。

花鳥画がジャンルとして成立する前の、文様としての花鳥表現を鏡の装飾に見出すところからはじめ、南宋以降の精緻な着色花鳥画と粗放な水墨花鳥画の併存を経て、16世紀の日本で狩野派が中心となってその双方を融合するプロセス、さらに明清時代の作例に花鳥画の有する保守性と進取性をながめた上で、江戸後期の円山四条派や南画が達成した軽快な花鳥画作品をご覧いただきます。

【ご注意】絵画はすべて、前期(9月7日[土]~10月6日[日])と後期(10月8日[火]~11月4[月・祝])で展示替え、もしくは巻替えを行います。鏡および陶磁は、全期間展示します。

◆同時開催
展示室5 刀装具 ―驚きのわざ―
展示室6 夜長月の茶


開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年9月7日(土)~2019年11月4日(月・振)
会場 根津美術館 Google Map
展示室根津美術館 展示室1・2
住所 東京都港区南青山6-5-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)
※ただし9月16日(月・祝)、23日(月・祝)、
10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)開館
観覧料 一般 1,100円
学生 800円
  • ※20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
TEL03-3400-2536
URLhttps://www.nezu-muse.or.jp/

根津美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

根津美術館 根津美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

中世絵画に優品多し

絵画が全点入れ替わったので前後期ともに行ってまいりました。
中国から日本絵画、中世から近世まで幅広い所蔵で根津美術館の底力を感じます。

前期では伝元信《四季花鳥図屏風》
後期では伝牧谿《竹雀図》、狩野尚信《山水花鳥図屏風》に惹かれました。

ともにすると過剰華美余白すら与えない狩野派スタイルですが尚信屏風は
ラフスケッチのようで余白がかなり多く勇気とセンスを要するのではないでしょうか。
元信と尚信、2つの屏風を楽しめて良かったです。

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都港区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

染付白鷺文皿 肥前 1枚 日本・江戸時代 17~18世紀 根津美術館蔵 山本正之氏寄贈 <通期展示>

国宝 鶉図 伝李安忠筆 1幅 中国・南宋時代 12~13世紀 根津美術館蔵 <前期展示:9/7~10/6>

四季花鳥図屏風(左隻) 伝狩野元信筆 6曲1双 日本・室町時代 16世紀 根津美術館蔵 <前期展示:9/7~10/6>

重要文化財 瓜虫図 呂敬甫筆 1幅  中国・明時代 14~15世紀 根津美術館蔵 <後期展示:10/8~11/4>

重要文化財 竹雀図 伝牧谿筆 1幅 中国・元時代 13世紀 根津美術館蔵 <後期展示:10/8~11/4>

秋草図巻(部分) 銭維城筆 1巻 中国・清時代 18世紀 根津美術館蔵 <前期・後期で巻替えあり>

菊図頭 (梅菊図縁頭のうち) 後藤一乗作 1組 日本・江戸時代 19世紀 根津美術館蔵

安南染付蜻蛉文茶碗 1口 ヴェトナム 17世紀 根津美術館蔵

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE