牛島憲之と檀会の洋画家たち
牛島憲之、脇田 和、岡 鹿之助、山口 薫、矢橋六郎

資生堂アートハウス

  • 開催期間:2019年7月2日(火)~2019年9月1日(日)
  • クリップ数:2 件
  • 感想・評価:1 件
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牛島憲之 「白い船」 1988年
岡 鹿之助 「塔」 1975年
矢橋六郎 「ローマの窓」 1968年
脇田 和 「双鳥」 1974年
十四代 今泉今右衛門 「色絵吹墨墨はじき雪桃文水滴」 2017年
松島 巌 「虹彩星雲文盃」 2016年
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「檀会美術展」(まゆみかいびじゅつてん)は、資生堂ギャラリーが1950年から1968年まで主催した、洋画と彫刻によるグループ展で、わが国における美術評論の草分けであり、京都国立近代美術館初代館長であった、今泉篤男(いまいずみ あつお・1902-1984)が、資生堂ギャラリーにおいて初めて企画した展覧会でした。

今泉の回想によれば、「おそらく昭和25年に、私が資生堂画廊の依頼で、当時、無名というほどではないにしても、それほど著名でもない画家、彫刻家たちで「檀会」というグループ展をつくり、年に一回、そこの画廊で展覧会をやることにした(中略)…」(『牛島憲之第2集』、1972年、牛島憲之画集刊行会 所収「牛島憲之の人と芸術」より)とあり、戦後洋画壇に大きな足跡を残すことになる、岡 鹿之助や脇田 和、山口 薫、また、具象彫刻界を代表する存在となる柳原義達や菊池一雄などが参加し、今泉と資生堂は19年の永きに亘り、作家たちを誠実に支え続けました。

今回アートハウスでは、この「檀会」の創設会員の一人である、牛島憲之を中心に、同じく創設会員の脇田 和と山口 薫、さらに岡 鹿之助と矢橋六郎の作品による展覧会を開催します。戦後洋画壇の一時期を象徴する、非常に良質な表現世界を垣間見ることのできる内容です。

また同時開催として、小展示室を会場に「ちひさきものはみなうつくし」展を開催します。アートハウスが所蔵する、ガラス工芸、陶芸、漆芸、金工などの工芸品から、掌(たなごころ)で賞玩できる、美しく、愛らしい作品の数々を展覧します。お気に入りの一点を見つけてください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年7月2日(火)~2019年9月1日(日)
会場 資生堂アートハウス Google Map
住所 静岡県掛川市下俣751-1
時間 10:00~16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日 月曜日 
月曜日が祝日の場合その翌日
夏季休館:8月12日(月)~19日(月)
観覧料 無料
TEL0537-23-6122
URLhttps://corp.shiseido.com/art-house/jp/

資生堂アートハウスの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 学芸員によるギャラリートーク
日時:7月19日(金)、
8月3日(土)、8月23日(金)
各日:14:00~14:30
※やむを得ない理由により、予告なく日程変更の場合あり
会 場:資生堂アートハウス
参加費無料、申込み不要 

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

この内容で、入場無料とは

知っている芸術家だけでも、牛島憲之、脇田 和、岡 鹿之助、山口 薫、柳原義達…資生堂が支えた多くの作家の作品が、数多く展示されていて、充実していました。また、所蔵作品の小さな工芸品も展示されていて、大いに楽しむことができました。また驚くべきことは、入場無料であったこと。機会があれば、また足を運びたいと思います。

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牛島憲之 「白い船」 1988年

岡 鹿之助 「塔」 1975年

矢橋六郎 「ローマの窓」 1968年

脇田 和 「双鳥」 1974年

十四代 今泉今右衛門 「色絵吹墨墨はじき雪桃文水滴」 2017年

松島 巌 「虹彩星雲文盃」 2016年

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