4.0
思いを馳せるべき感情が呼び起こされます
土曜日の午後、友人と鑑賞。
来館者の世代は、思いのほか20〜30代の若者が多く、海外の方もちらほらと。1時間半弱で見回れます。
凄惨さに目を背けたくなる空爆で苦しむ人々を切り取ったものから、キャプションと合わせて深く深く背景を読み解く写真まで、さまざまな国外の報道写真が並んでいました。
学生時代、ある種の正義感や使命感に突き動かされながら世界情勢や平和のことを学んでいた時のことを思い出します。
社会人になった今、仕事やストレスに忙殺されて自分の半径5m以内のことしか見えなくなってしまっていたなぁと。
東京に住んでいると感じられない世界の混沌や悲劇や煩悶。知らないといけない事実を知れて、思い出すべき感情を思い起こさせてくれる場所です。