5.0
続ける魅力
壁掛け&床設置作品320点、机置き作品286点と膨大な作品数。ちょっとした紙切れスケッチから大型作品までビルのみ。どれもこれもビル作品。作品ナンバーと手元の解説ナンバーを合わせながら観るのはやや面倒だったが、その分作品の側には目障りなものがなくすっきりと構成されていた。東京都現代美術館で開催した時のいい意味でごちゃごちゃとした展示構成とはまた異なる印象。描いても描いても作っても作っても、続けずにはいられないのであろうエネルギーを感じるパンキッシュな展示。やり続ける、走り続ける魅力を感じた。