3.0
このジャンルの可能性を感じさせる
ヘアメイクがアートであることを再認識させられる展覧会です。
ファッションショーのメイク、広告写真のメイク、CDジャケットのメイク・・・などなど写真や映像、実物を展示して、今まで何気なく見ていたヘアメイクに光を当てています。おどろくことには、ヘアメイクが人体を離れ、生け花とコラボレーションするなど、可能性を切り開いていること。数こそ多くはないものの、この方面での今後が楽しみです。
作品にはあまりキャプションをつけないという方針なのだそうですが、会場で配布される出展目録が、実際の展示と照合しにくく、表記の不統一もあって読みにくいのは難点でした。