ジョン・ルーリー展

ワタリウム美術館

  • 開催期間:2019年4月5日(金)~2019年7月7日(日)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:2 件
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-1
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-2
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-3
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-4
《お尻みたいな花を咲かせた木、また満開》Buttock tree is in full bloom again. 2018
《少年と犬、犬と少年、それ以外は歴史》Boy and dog. Dog and boy. The rest is history. 2013
《ヤギとふたつの墓標》The goat and two tombs 2018
《こちらへどうぞ》Walk this way 2014
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-1
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-1
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-1
ジョン・ルーリー展 ワタリウム美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

80年代初め、オフビートな映像と音楽で注目を集めた「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(1984年、監督:ジム・ジャームッシュ)という映画をご存知だろうか。

今回、ワタリウム美術館で展示するアーティスト、ジョン・ルーリー(1952年生まれ、U.S.A.)はこの映画の主役を演じた俳優である。NYの安アパートに住みギャンブルで生活を立てている冴えないがちょっとかっこいいウィリーという若者役で登場する。

全編モノクロのこの映画はI LOVE NEW YORKキャンペーンで沸くNYの若者たちの日常の素顔を淡々と描いていた。ジョン・ルーリーはミュージシャンとしてこの映画の音楽も担当し、違和感のあるジャズが映像を一層印象深いものにしていた。

役者として、さらには自身がフェイク・ジャズバンドと評したラウンジ・リザーズのメンバーとしても注目されることとなった。

しかし1990年代後半、ジョン・ルーリーは「ライム病」という難病を患い、映画と音楽の世界から姿を消し、一人で、自由な時間にできる絵画制作に活動の場を移す。

かつて、ジャン=ミシェル・バスキアなどと一緒に描いていたというだけあって、その構図や技法は卓越している。ジョン・ルーリーの描く世界は一見美しい夢の中のように見えるが、一方で痛烈な皮肉が込められ、登場する動物たちも小さく弱々しいが、実はマイペースで自由な喜びをもっている。

近年、ジョン・ルーリーは生活の大半をカリブ海の島に暮らし、一層、植物や動物などの自然が多く登場してきている。

ワタリウム美術館での展覧会は2010年以来、今回が二度目の開催となる。近頃はアメリカもそして日本もさらに不条理なことが多くなり、そんないま、この展覧会でジョン・ルーリーの描く自由とアナーキーな世界に触れてほしいと願っている。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年4月5日(金)~2019年7月7日(日)
会場 ワタリウム美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区神宮前3-7-6
時間 11:00~19:00 (最終入場時間 19:00)
  • ※毎週水曜日は21時まで延長
休館日 月曜日 
※4月29日、5月6日は開館
観覧料 大人 1,000円
学生 800円(25歳以下)
小・中学生 500円
70歳以上の方 700円 

ペア券
大人2人 1600円
学生2人 1200円
TEL03-3402-3001
URLhttp://www.watarium.co.jp/

ワタリウム美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

ワタリウム美術館 ワタリウム美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

3.0

不条理で不思議な世界

豊かな色彩に植物や小さな生きものたち。スピリチュアルとも感じる作品が並ぶが、よく眺めると不条理な世界が広がり、皮肉や毒も散りばめられている。しかし無垢さがある。不思議な世界。2名で出かけてペア割引で鑑賞した。

5.0

不思議でシュールな世界が面白いです

色が美しい作品ばかりで、見た目にも楽しいです。
3フロア分、たっぷりたのしめて、映像作品も流れているのでこちらもゆっくり楽しめます。単回券とリピート券もあるのですが、これはリピ券をお勧めします!!

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出展作品・関連画像IMAGES

《お尻みたいな花を咲かせた木、また満開》Buttock tree is in full bloom again. 2018

《少年と犬、犬と少年、それ以外は歴史》Boy and dog. Dog and boy. The rest is history. 2013

《ヤギとふたつの墓標》The goat and two tombs 2018

《こちらへどうぞ》Walk this way 2014

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