4.0
昔のリカちゃん?
三井家のおひなさま、というだけでなく当時の生活や文化背景が見えた。例えば、着物も数種類あって着せ替えしていた様子がわかる。以前より三井家関連の展示では、歴代当主の奥様やお嬢様が自ら筆をとった作品の展示など、三井家全体の美意識の高さは知っていたが、もしかしたら購入やおひなさま制作に際しても彼女たちの意見が加わっていたのかもしれないと思った。
三井記念美術館、金曜日の夜くらいは開館延長してほしい、と思ってしまった。
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日本橋に春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」展。今年も三井家の夫人や娘が大切にしてきたひな人形やひな道具を、一堂に公開します。
北三井家十代・高棟(たかみね)夫人の苞子 (もとこ)(1869-1946)、十一代・高公(たかきみ)夫人の鋹子(としこ) (1901-1976)、高公の一人娘・浅野久子氏(1933年生まれ)、伊皿子三井家九代・高長(たかひさ)夫人の興子(おきこ) (1900-1980)旧蔵の贅をつくした逸品が並びます。
とくに京都の丸平大木人形店・ 五世大木平藏が特別に制作した、浅野久子氏の幅3メートル、高さ5段の豪華なひな段飾りは必見です。
展示室6・7では、平田郷陽(ひらたごうよう)(1903-1981)が製作した新町三井家所蔵の「市松人形 銘つぼみ」に、京都・丸平文庫の所蔵品を加え、愛らしい市松人形の世界を紹介します。
人形の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)となった郷陽が、若かりし時に手がけた市松人形には、たぐいまれなる気品と美しさが備わっています。
また展示室1・2・3では館蔵品による茶道具を展示します。
会期 |
2019年2月9日(土)~2019年4月7日(日)
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会場 | 三井記念美術館 Google Map |
住所 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 2月24日(日) ※但し2月11日(月・祝)、2月25日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学・高校生 500円(400円) 中学生以下 無料
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TEL | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.mitsui-museum.jp/ |
4.0
三井家のおひなさま、というだけでなく当時の生活や文化背景が見えた。例えば、着物も数種類あって着せ替えしていた様子がわかる。以前より三井家関連の展示では、歴代当主の奥様やお嬢様が自ら筆をとった作品の展示など、三井家全体の美意識の高さは知っていたが、もしかしたら購入やおひなさま制作に際しても彼女たちの意見が加わっていたのかもしれないと思った。
三井記念美術館、金曜日の夜くらいは開館延長してほしい、と思ってしまった。
5.0
兄弟も両親の兄弟も男ばかりのため、全く「おひなさま」とは縁がありませんでしたが、この展覧会で、ここまで大規模な「おひなさま」を数多く鑑賞できたのは、ただただ感激。衣装やお顔立ちの違いも、よくわかりました。
平田郷陽の人形は、今にも動き出しそうなほどリアルで、見事というほかありませんでした。
4.0
三井記念美術館の入り口は、美術館とは思えない重厚な雰囲気でした。
茶の湯の道具の世界から 三井家のおひなさまへと導かれ ました。
そして 時代により おひなさまの表情の違いを感じました。なによりも調度品の緻密さ、豪華に圧倒されました。それにより時代背景を想像することができました。今年は娘ときましたが来年は 孫娘も一緒に来たいと思います。
4.0
いわゆる「財閥」のスケールの大きさをまざまざと見せつけられる展覧会です。子供の頃幼馴染の家で七段飾りを見たことがありますが、そもそも規模が違いすぎる。娘の幸せは当たり前として、子の無病息災を願う親の心が形になったものも、これ程までに財力で違うのだなぁ・・・。
個人的には最後の展示室で見た「山のような着物」が本当に印象に残っています。
5.0
静嘉堂でみたお雛様と同じように素晴らしい丸平のお人形さんがたくさんです。
衣装の凝りや丁寧なつくりもさすがは丸平さんと思わせる素晴らしいものばかりでした。
一緒に展示されていた 市松人形もかわいらしく、こちらも必見です。
ミュージアムカフェの季節限定メニューの 甘酒プリンも春らしく、この展覧会にぴったりでおいしかったです。
こちらはいつも展示にあわせたメニューのチョイスが素晴らしいので、展示作品だけでなく余韻が楽しめます。
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