4.0
浮世絵の新しい見方を教わる
浮世絵はどうしても人物や景色に目をうばわれがちですが、この展覧会では園芸に焦点を当て、新しい見方を教わりました。
江戸の園芸ブーム自体も興味深いのですが、植物を絵のなかにうまく取り込んでいるところや、取り上げられている植物に関する知識や意味も知ることができて有益です。もちろん、浮世絵に描かれる草木、花の美しさも堪能。入場料の比較的安く、常設展示とあわせ、満足感の高い展覧会でした。
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江戸時代の市井の人々が園芸を好んだ様子は、浮世絵にも多く見られます。
さらに当時、たばこと塩の博物館の所在する墨田区に当たる地域には、墨堤、亀戸天神、亀戸の梅屋敷、小村井の梅屋敷、向島百花園など、花に関係する多くの観光名所がありました。
本展では、園芸関係の浮世絵を通して、江戸時代の園芸や園芸道具、歌舞伎に取り上げられた花々、江戸時代の花名所などを紹介します。
※本展では会期の途中で大幅な展示替えを行ないます。
会期 |
2019年1月31日(木)~2019年3月10日(日)
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会場 |
たばこと塩の博物館
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展示室 | たばこと塩の博物館2階特別展示室 |
住所 | 東京都墨田区横川1-16-3 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 2月12日(火) ※ただし、2月11日(月)は開館 |
観覧料 | 一般・大学生 100円(50円) 小・中・高校生 50円(20円) 満65才以上の方 50円(20円)※要年齢証明書
|
TEL | 03-3622-8801(代表) |
URL | https://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2019/1901jan |
4.0
浮世絵はどうしても人物や景色に目をうばわれがちですが、この展覧会では園芸に焦点を当て、新しい見方を教わりました。
江戸の園芸ブーム自体も興味深いのですが、植物を絵のなかにうまく取り込んでいるところや、取り上げられている植物に関する知識や意味も知ることができて有益です。もちろん、浮世絵に描かれる草木、花の美しさも堪能。入場料の比較的安く、常設展示とあわせ、満足感の高い展覧会でした。
5.0
普段、浮世絵を見に行っても、まさか、背景にちょこっと描かれた「盆栽」をみることなんて、ほとんど皆無だったのですが、今回はなんと大宮の盆栽博物館(?)からもグッズが来るくらいの熱の入れようで、本当に面白かった!!
どんな植物が描かれているのか、ということ以外にも、その植えられている鉢がどんなものかとか、そこに描かれた模様は?とか。ここまで見ることなんで絶対にない!!(笑)というくらいで、そちらばかりみてしまって今回は人物がほとんど印象にないくらいでした。
とっても面白かったので後期の展示替えの前に今度はじっくり普通の浮世絵鑑賞にも行きたいと思います!
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