4.0
興味深い企画展
同じ画家の絵をまとめて見られると、画風の変化が分かりやすくて面白い。
ピュリスムがだんだんキュビスムのようになっていくのが興味深かった。キュビスムの中にピカソの作品も数点展示されていて、ちょっと得した気分になった。
習作は油絵と違って劣化しやすいためか、照明が暗くて見辛く、パステルカラーと思しき色もくすんで見えたのが残念。
建築模型や間取り図、椅子の展示もあり、工業デザインやキュビスムに関心のある方におすすめです。
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20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)が設計した国立西洋美術館本館は、2016年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
開館60周年を記念して開催される本展は、若きシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエの本名)が故郷のスイスを離れ、芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点をあて、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動を振り返ります。
第一次大戦の終結直後の1918年末、ジャンヌレと画家アメデ・オザンファンは、機械文明の進歩に対応した「構築と総合」の芸術を唱えるピュリスムの運動を始めました。
そして、絵画制作に取り組みながら新しい建築の創造をめざしたジャンヌレは、1920年代パリの美術界の先端を行く芸術家たちとの交流から大きな糧を得て、近代建築の旗手「ル・コルビュジエ」へと生まれ変わります。
本展はル・コルビュジエと同時代の作家たちの美術作品約100点に、建築模型、出版物、映像など多数の資料を加えて構成されます。ル・コルビュジエが世に出た時代の精神を、彼自身が作り出した世界遺産建築の中で体感できる、またとない機会となるでしょう。
◆ 出品作家
シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエ)/アメデ・オザンファン/パブロ・ピカソ/ジョルジュ・ブラック/フェルナン・レジェ/フアン・グリス/アンリ・ローランス/ジャック・リプシッツ
会期 | 2019年2月19日(火)~2019年5月19日(日) |
---|---|
会場 | 国立西洋美術館 Google Map |
住所 | 東京都台東区上野公園7番7号 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 17:00)
|
休館日 |
月曜日 5月7日(火) ※ただし3月25日、4月29日、5月6日は開館 |
観覧料 | 一般 1,600円(1,400円) 大学生 1,200円(1,000円) 高校生 800円(600円) 中学生以下 無料
|
TEL | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.lecorbusier2019.jp |
4.0
同じ画家の絵をまとめて見られると、画風の変化が分かりやすくて面白い。
ピュリスムがだんだんキュビスムのようになっていくのが興味深かった。キュビスムの中にピカソの作品も数点展示されていて、ちょっと得した気分になった。
習作は油絵と違って劣化しやすいためか、照明が暗くて見辛く、パステルカラーと思しき色もくすんで見えたのが残念。
建築模型や間取り図、椅子の展示もあり、工業デザインやキュビスムに関心のある方におすすめです。
5.0
国立西洋美術館を訪れるのは初めてでした。導入の映像を見ていたおかげで、無知の私にもよくわかる内容となっていました。ピュリズム⇔キュビズムで観られる点もおもしろかったです。また、初めに目に入ってくる吹き抜け(「19世紀ホール」というらしい)がとても魅力的で、展示と併せて館内も楽しめました。
4.0
とにかくシブい。
ですが、さりげなくカッコいいコルビュジエとオザンファンの作品から始まるジワる展覧会。
二度とやらないでしょうから、あえてオススメです。
1.0
ル・コルビュジエ、期待はしていなかったのですがそれを下回るくらい面白くなかったです。
ル・コルビュジエ、世界遺産のネームバリューに頼りすぎおんぶにだっこ展ですね。
普段立ち入れない箇所を見学出来るわけでもなく、良質な常設展示を潰しただけの
ダメダメ中途半端なガッカリ企画展でした。
結構お客は入っています。
世界遺産ですものね。
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