シャルル=フランソワ・ドービニー展

SOMPO美術館

  • 開催期間:2019年4月20日(土)~2019年6月30日(日)
  • クリップ数:28 件
  • 感想・評価:4 件
シャルル=フランソワ・ドービニー展 SOMPO美術館-1
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シャルル=フランソワ・ドービニー《オワーズ河畔》1865年頃 油彩/板 32.2×56.8㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer
カミーユ・コロー《地中海沿岸の思い出》1873年頃 油彩/カンヴァス 57×73.5㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer
シャルル=フランソワ・ドービニー《池の風景》1847年頃 油彩/板 29.7×44.8㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer
シャルル=フランソワ・ドービニー《オワーズ河畔》1860年 油彩/板 21.3×33㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer
シャルル=フランソワ・ドービニー《ボッタン号》1869年頃 油彩/カンヴァス 171.5×147㎝ フランス、個人蔵 ©Archives Musées de Pontoise
シャルル=フランソワ・ドービニー《扉絵:船の旅(版画集「船の旅」より)》1862年 エッチング 17×12.6㎝ 個人蔵
シャルル=フランソワ・ドービニー《飲み喰い[船での昼食](版画集「船の旅」より)》1862年 エッチング 10.5×15.8㎝ 個人蔵
シャルル=フランソワ・ドービニー《アトリエ船(版画集「船の旅」より)》1862年 エッチング 10.2×13.5㎝ 個人蔵
シャルル=フランソワ・ドービニー《ヴァルモンドワの森の中(ル・ソスロン)》1877年 油彩/カンヴァス 125×89㎝ ポントワーズ、カミーユ・ピサロ美術館 ©Musées de Pontoise
シャルル=フランソワ・ドービニー《ポルトジョアのセーヌ川》1868年頃 油彩/板 38.5×67㎝ フランス、個人蔵 ©Christian Devleeschauwer
シャルル=フランソワ・ドービニー《ディエップの海岸》制作年不明 油彩/板 36.9×45㎝ 株式会社ジールハウス
シャルル=フランソワ・ドービニー《ブドウの収穫》1863年頃 油彩/板 24.5×42.3㎝ フランス、個人蔵 ©Christian Devleeschauwer
シャルル=フランソワ・ドービニー《にわか雨》1851年 エッチング 13.6×23.4㎝ オーヴェール=シュル=オワーズ、ドービニー美術館 ©Christian Devleeschauwer
シャルル=フランソワ・ドービニー《羊飼いたち》1874年 エッチング 29×21.9㎝ オーヴェール=シュル=オワーズ、ドービニー美術館 ©Christian Devleeschauwer
シャルル=フランソワ・ドービニー展 SOMPO美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

19世紀フランスを代表する風景画家、シャルル=フランソワ・ドービニー(1817~1878)の国内初の本格的な展覧会です。

刻々と変化する水辺の情景を素早いタッチで描いたドービニーは、印象派の画家たちの指針となり、モネやファン・ゴッホなど、次世代の画家たちに大きな影響をあたえました。

本展覧会では初期から晩年まで、ドービニーによる作品約60点、ならびにコロー、クールベ、ドーミエ、デュプレ兄弟、息子のカールといったドービニー周辺の画家たちによる作品約20点を展示します。

フランスのランス美術館を中心に、国内外各地の美術館・個人が所蔵する作品で構成されます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年4月20日(土)~2019年6月30日(日)
会場 SOMPO美術館 Google Map
住所 東京都新宿区西新宿1丁目26-1
時間 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※ただし、6月25日から6月30日までは19:00まで
    (最終入場時間 18:30)
休館日 月曜日 
ただし4月29日、5月6日は開館、翌火曜日も開館
観覧料 一般 1,300円(1,100円)
大学生 900円(700円)※学生証を要提示
高校生以下無料 ※生徒手帳を要提示
  • ※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
    ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示のご本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル:美術館利用案内)
URLhttps://www.sompo-museum.org/

SOMPO美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

SOMPO美術館 SOMPO美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 学芸員のギャラリートーク【当日自由参加】
担当学芸員が展示室で作品解説を行います
日時:4月27日(土) 13:30から、
5月8日(水)16:30から(それぞれ30分程度)
料金:観覧料のみ

◆ ギャラリー★で★トーク・アート【要申込】
休館日に貸切りの美術館で、ボランティアガイドと対話してみませんか?作品解説を聞くのではなく、参加者が作品を見て、感じ、思うことを話しながら楽しむ参加型の作品鑑賞会です。
日時:6月10日(月・休館日)
午後2時から2時間程度
(対話鑑賞と自由鑑賞 各1時間程度)
対象:大人の方からお子様まで
※小学生以下の方は、保護者の参加が必要です。
定員:30名程度
※抽選のうえ当選者のみ6月3日までに参加券をお送りいたします。
参加費:1,100円(観覧料不要)
※高校生以下無料、展覧会チケットやその他割引等の利用はできません。
詳細・申込みはこちらから

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

風景を捉える

絶妙なチョイスの展覧会を開く損保ジャパンさん。
ドービニーは好きな画家なので、じっくり拝見しました。
上手いのに細密になりすぎていないところがさすがです。

4.0

自然を愛し自然の中で描かれた彼の作品たちは、時代を超えて観る者の心に深く染み入り、「自然こそが芸術」と伝えている様です。

風景画家の父の血と指導を礎として、バルビゾン派の自然の美しさをそのまま描くという制作スタイルで、若くして確固たる評価を獲得していたシャルル=フランソワ・ドービニー。やがて印象派への流れをも後押しした人物で、多くの画家たちが彼に憧れたという、その割に日本では認知度がやや低いのでは?? 劇作家のテオフィル・ゴーティエは「まるで自然を切り取って、そのまま額縁をつけたようだ」と評したそうですが、そのものの自然より美しいです。特に水に対する思い入れが強く、小舟をアトリエに生活し(どれだけお金持ちなのかとも思いましたが)自然の中で観察を続けつつ、多くの水のある美しい風景を残しています。水とともに魅力的なのが空の表現です。よく晴れた青空、夕焼け、どんよりとした曇り空…そのどれもが吸い込まれそうなほどに美しく、絵の向こうの空気までも伝わってくるようです。とても空いていました。もう会期末なのでまだ行かれていない、週末お時間のある方、ぜひ行ってみて下さい。実にゆっくりと、豊かな時間を過ごさせて頂きました。

THANKS!をクリックしたユーザー
yakawaさん

5.0

雲の情景が最高..!

ドービニーと言えばフランス各地の風景画。
特に雲の表情が素敵です。
朝日に照らされて赤っぽくなっている雲、夕日が反射してオレンジ色に光る雲、ヨーロッパの雲の独特な雰囲気が伝わってきます。
水辺の作品が多いのですが、それも川を定点観測したかのような同じ場所で季節や時間が違う風情がとても素敵です。
若いころのモネに影響を与えたとの表記もありますし、さらにドービニー自身も若い作家からの影響を受け様々な手法を取り入れたそうです。
最後まで風景を描き続け進化し続けた素晴らしい画家の回顧展だと思います。
作品説明も最小で落ちついて作品を鑑賞することができました。

4.0

美しい風景のなかに溶け込んでしまいそうです

水辺の作品が多いのですが、アトリエ船にのってあちこち旅をしながら描いた風景なのだとか。。とても癒される、気持ちが穏やかになる風景画がずらりと展示されています。
美術館の中にまるで森の木々のざわめきや静かに流れる水音が聞こえてくるような気がしてきて、マイナスイオンがあふれているような気がしてきます!
これからの暑い時期にお勧めです!

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出展作品・関連画像IMAGES

シャルル=フランソワ・ドービニー《オワーズ河畔》1865年頃 油彩/板 32.2×56.8㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer

カミーユ・コロー《地中海沿岸の思い出》1873年頃 油彩/カンヴァス 57×73.5㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer

シャルル=フランソワ・ドービニー《池の風景》1847年頃 油彩/板 29.7×44.8㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer

シャルル=フランソワ・ドービニー《オワーズ河畔》1860年 油彩/板 21.3×33㎝ ランス美術館 ©Christian Devleeschauwer

シャルル=フランソワ・ドービニー《ボッタン号》1869年頃 油彩/カンヴァス 171.5×147㎝ フランス、個人蔵 ©Archives Musées de Pontoise

シャルル=フランソワ・ドービニー《扉絵:船の旅(版画集「船の旅」より)》1862年 エッチング 17×12.6㎝ 個人蔵

シャルル=フランソワ・ドービニー《飲み喰い[船での昼食](版画集「船の旅」より)》1862年 エッチング 10.5×15.8㎝ 個人蔵

シャルル=フランソワ・ドービニー《アトリエ船(版画集「船の旅」より)》1862年 エッチング 10.2×13.5㎝ 個人蔵

シャルル=フランソワ・ドービニー《ヴァルモンドワの森の中(ル・ソスロン)》1877年 油彩/カンヴァス 125×89㎝ ポントワーズ、カミーユ・ピサロ美術館 ©Musées de Pontoise

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