4.0
おもしろい作品です
紙のますめにちょっと手を加えると新しいものが見えてくる、そんな作品が多くて面白かったです。
こういうタイプの作品を作る作家さんもいるのだなと感心!!。
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1950年に長野県岡谷市に生まれ、東京藝術大学に学んだ辰野登恵子(たつのとえこ)は、1970年代にドット(点)やグリッド(格子)、ストライプなどの規則的なパターンを用いて、理知的で抑制された表現の版画を発表し、若くして注目を集めました。
ほどなく制作の中心を油彩に移し、豊潤な色彩で有機的な形象を描く独自の抽象表現を追求、2014年に亡くなるまで、自らの絵画を深化させ続けました。
大型の油彩が高く評価された辰野ですが、この展覧会では版画やドローイングなど紙の上の表現に光を当て、辰野の画業を再検証します。初期のシルクスクリーンによるコンセプチュアルな版画に始まり、油彩の制作を本格的に開始したのちも、辰野はそれと並行してエッチングや木版、リトグラフなどさまざまな版種による版画の制作に取り組んでいます。
油彩での試みを版画で追体験し、あるいは版での成果を油彩に反映させる制作によってもたらされた、油彩と版画の豊かな並行関係は特筆すべきことです。また、油絵具やパステルによる大型のドローイングは、単に油彩のためのエスキースにとどまらない、画家にとって重要な実験の場となっていたことも窺えます。
紙の仕事を傍らに、辰野登恵子の絵画をとらえなおすこと。これまでまとまった展観の機会が限られていた紙の仕事を中心に、油彩30点を含む約220点の作品で40年余りの軌跡を振り返るこの展覧会が、辰野の画業のクロノロジーに新たな視座を与えてくれるはずです。
会期 |
2018年11月14日(水)~2019年1月20日(日)
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会場 | 埼玉県立近代美術館 Google Map |
住所 | 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1 |
時間 |
10:00~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
月曜日 ※12月24日、1月14日は開館 年末年始 12月27日~1月4日 |
観覧料 | 一般 1,100円(880円) 大高生 880円(710円)
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TEL | 048-824-0111 |
URL | https://pref.spec.ed.jp/momas/ |
4.0
紙のますめにちょっと手を加えると新しいものが見えてくる、そんな作品が多くて面白かったです。
こういうタイプの作品を作る作家さんもいるのだなと感心!!。
3.0
辰野登恵子、よくわからなかったです。
抽象画は鑑賞者に委ねられているというか試されているというか、
ちょっと居心地の悪い感じを受けて大体スルーしてしまいました。
まだ自分にはそこまでの度量は無かったようです。
とっても空いています。
その点、MASコレクションは良いですね。
分かりが良いです。
佐伯祐三がクールで最高。
小茂田青樹特集を組んでおり速水御舟などと併せて展示しています。
写真撮影OKならなお良いのになぁ。
こちらも空いています。
4.0
12月23日にたずねました。うおーほーる的なものから、原稿用紙の時代、錆びた板みたいな時代、ぶどうの時代など。北浦和という土地だからか連休のなかびという良い日でも館内はかなり余裕のある人の込み具合。都内の芋洗い美術館に行かれるよりはよっぽど良いと思いました。ロッカー室の1ロッカーには宮島たっちゃんのカウンターが光っていました。
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