4.0
百鳥図が素晴らしかったです！
江戸絵画展、良かったです。
閉館1時間前に入りましたが、人の入りも少なく、閉館30分前には4階は自分一人。
狩野栄信《百鳥図》を独り占めで堪能出来ました。
結構大きな絵画で博物誌も兼ねていて色彩も鮮やかに残る優品でありました。
細川由来の絵師、細川さん自身、白隠、仙厓なども展示。
楽しみは、花の下より、鼻の下。いいですね。
永青文庫での江戸絵画展は久々のようで、とても楽しめました。
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
細川家には多彩な江戸時代絵画が伝わります。江戸時代に幕府や諸大名の御用絵師の座をほぼ独占した江戸狩野派の優品をはじめ、動物画を得意とした森派、谷文晁の《東海道勝景図》などがあります。
また、細川家8代目の重賢（しげかた）は数々の写生帖を制作させて江戸時代における博物学に多大なる影響を与え、10代目の斉茲（なりしげ）は自らも絵筆を揮い、中国絵画や絵巻物を収集して配下の御用絵師たちに学ばせ、熊本に多彩な絵画文化をもたらしました。
さらに、細川護立（もりたつ）が数多く収集した白隠や仙厓の作品も見逃せません。今回の展示ではこのような江戸時代絵画のコレクションの中から、選りすぐりの名品を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2018年10月13日(土)～2018年12月5日(水)
|
|---|---|
| 会場 |
永青文庫
 Google Map |
| 住所 | 東京都文京区目白台1-1-1 |
| 時間 | 10:00～16:30 （最終入場時間 16:00） |
| 休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日が休館 |
| 観覧料 | 一般 800円（700円） シニア（70歳以上） 600円（500円） 大学・高校生 400円
|
| TEL | 03-3941-0850 |
| URL | https://www.eiseibunko.com/ |
永青文庫の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 ｜ 鑑賞レポートREVIEWS
5.0
隠れた名品がズラリです。
あまりよく聞く名ではないような作品も多数あるのですが、江戸絵画の一門のうちの一人、というものも多く、卓越した技術はきちんと身に着けられていて、素晴らしい作品がたくさんありました。
仙厓さんや白隠さんなどのゆる系もあるのでゆっくり楽しめます。
- 0
- BY sasaneko0211
4.0
レトロな館内で極上の江戸絵画を
白隠、仙厓、狩野派更に細川家に仕えた肥後狩野や森派迄。特に近年人気が高まってきている木挽町狩野8代栄信、門下から橋本雅邦や狩野芳崖を輩出した9代養信の優品群は必見です。
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出展作品・関連画像IMAGES
谷文晁「東海道勝景図」江戸時代後期 永青文庫蔵
衛藤良行「領内名勝図巻《上益城郡矢部手永之内》」江戸時代後期 永青文庫蔵
狩野栄信「百鳥図」江戸時代後期 永青文庫蔵（11月13日からの展示）
狩野派「帝鑑図屏風」左隻 桃山時代 永青文庫蔵（熊本県立美術館寄託）（11月11日までの展示）
狩野派「帝鑑図屏風」右隻 桃山時代 永青文庫蔵（熊本県立美術館寄託）（11月11日までの展示）
森徹山「桜猿・紅葉鹿図」江戸時代後期 永青文庫蔵（11月13日からの展示）
福田太華「孔雀図」江戸時代後期 永青文庫蔵
細川重賢編「毛介綺煥」江戸時代中期 永青文庫蔵
白隠慧鶴「虚堂智愚像」江戸時代中期 永青文庫蔵
