3.0
やさしいじかん
チケットが当選して、初めて訪れました。館内を流れるやさしいじかんが心地よかったです。絵画はもちろん、ときおり見える緑が嬉しいです。ビル中の美術館とは全くの別空間。子育てを終えたお母さんに、特にお薦めです。
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家族にまつわる記憶や関係性を手がかりに、自身のライフヒストリーや社会の陰に隠れてきた女性の創造性に光をあてる作品を制作してきた長島有里枝。
その視点は画家であり母であったいわさきちひろの作品と響きあう。
女性に課せられる規範と折り合いをつけながら表現を行うふたりの生き方が交差する。
◆ 長島有里枝(ながしま ゆりえ)
1973年東京都生まれ。1995年、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。1999年、カリフォルニア芸術大学MFA修了。2015年、武蔵大学社会学部前期博士課程修了。1993年、第2回アーバーナートパルコ賞(準優勝)を受賞。2001年、『PAST TIME PARADISE』(マドラ出版、2000年)で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。2010年、『背中の記憶』(講談社)で第26回講談社エッセイ賞を受賞。作品集に、『YURIE NAGASHIMA』(風雅書房)、『empty white room』(1995年リトルモア)、『SWISS』(2010年赤々舎)、『5 comes after 6』(2014年bookshop M)など。近年の主な個展に、2016年「家庭について/about home」(MAHO KUBOTA GALLERY)、2016年「縫うこと、着ること、語ること。」(デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO)、2017年「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」(東京都写真美術館)。主なグループ展に、2008 年「THEFURIOUS GAZE」(El Centro Cultural Montehermoso/ヴィットリア、スペイン)、2012 年「開館10 周年記念展 庭をめぐれば」(ヴァンジ彫刻庭園美術館/静岡)、2014年「拡張するファッション」(水戸芸術館現代美術ギャラリー/茨城 および丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/香川)など。身近な身体、共同作業、個人的な物語を宿す品などを用いた写真や文章、インスタレーション作品を制作する。2016年には、ふたりの「母」のライフコースをテーマに、アウトドア用品を共同制作し、発表した。
◆ 作家からのメッセージ
ちひろ美術館は懐かしい。ちひろさんの絵が好きだった祖母と遠い昔に訪れていたことは忘れていたけれど、わたしの世代で、ちひろさんの絵本を読まずにおおきくなった子どもはどれほどいるでしょうか。いわば、彼女の絵に見守られて成長したようなものです。そんな自分が、母として、作家として、いわさきちひろという人に想いを馳せ、共に展示をする日が来るなんて思いもしませんでした。きっと、うれしい化学反応が起こるはずです。
会期 |
2018年11月3日(土・祝)~2019年1月31日(木)
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会場 | ちひろ美術館・東京 Google Map |
住所 | 東京都練馬区下石神井4-7-2 |
時間 |
10:00~17:00
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休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館 ※年末年始(12月28日~1月1日休館、1月2日から開館) |
観覧料 | 大人800円 高校生以下無料 |
TEL | 03-3995-0612 テレフォンガイド 03-3995-3001 |
URL | https://100.chihiro.jp/exhibitions/life/180 |
割引券 | https://chihiro.jp/foundation/contact/surveyform/ |
3.0
チケットが当選して、初めて訪れました。館内を流れるやさしいじかんが心地よかったです。絵画はもちろん、ときおり見える緑が嬉しいです。ビル中の美術館とは全くの別空間。子育てを終えたお母さんに、特にお薦めです。
4.0
ちひろさんの絵と美術館の雰囲気が混ざり、都内にあるとは思えない落ち着いた時間に癒されました。
四季ごとに訪れたいです。
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