5.0
学芸員さんのお話も、興味深かったです。
鑑賞前に、ちょうど愛知県美術館の学芸員さんの講演会を、1時間半聴くことができました。
愛知県美術館の近所のギャラリーで1枚の絵を見つけ、それを調査していくと、フィリピン時代の阿部展也に行きつき、その原画が表紙の雑誌を探したら、オーストラリアの図書館で見つかり、その後、上智大学中央図書館にもあったという、殆ど知られていないフィリピン時代の阿部展也のお話と共に、貴重な講演でした。
日本のシュールレアリスムは、ダリが紹介された後に、日本の画家たちがとても影響を受けているのも、知ることができました。
シュールレアリスムから最後は抽象画に変貌するという、全貌を鑑賞でき、色々な画風の作品を楽しめました。