この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「印籠(いんろう)」は、もともと判子・印肉や薬の入れ物でしたが、江戸時代に人々のお洒落への欲求が高まると、装身具としても流行します。
印籠は「根付(ねつけ)」、そして「緒締(おじめ)」と一緒に用いられることが常でした。緒締は印籠の蓋の開閉をするためのものです。その紐を着物の帯に通し腰元に吊り下げる際、滑り止めの役割を果たしたのが根付でした。
明治時代に入ると、日本人の洋装化等の影響により、印籠は実用性にこだわらない鑑賞品としても発展していきます。
本展覧会では、清水三年坂美術館収蔵の印籠を緒締・根付とともに約90点展示します。
柴田是真・白山松哉の印籠、森田藻己ら藻派による根付、海野勝珉による緒締や、彫刻・七宝・蒔絵・象嵌の細かな細工をご覧頂けます。
印籠・緒締・根付はその三点一組で用いられる性質から、意匠の取り合わせにも工夫が凝らされました。細工と併せて、三者の組み合わせの妙にもご注目ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年8月25日(土)~2018年11月18日(日)
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会場 | 清水三年坂美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市東山区清水寺門前産寧坂北入三丁目337-1 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 火曜日 ※但し、9月17日・24日、10月8日は開館 |
観覧料 | 一般 800円 大・高・中学生 500円 小学生 300円 |
TEL | 075-532-4270 |
URL | https://sannenzaka-museum.co.jp/ |
清水三年坂美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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