生誕110年 田中一村展

佐川美術館

  • 開催期間:2018年7月14日(土)~2018年9月17日(月・祝)
  • クリップ数:7 件
  • 感想・評価:5 件
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-2
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-3
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-4
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生誕110年 田中一村展 佐川美術館-6
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-7
《秋晴》1948年9月 田中一村記念美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama
《初夏の海に赤翡翠》1962年頃 田中一村記念美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama
《つゆ草にコオロギ》1921年 個人蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama
《枇榔樹の森に崑崙花》制作年不詳 田中一村記念美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama
《菊図》1915年 個人蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama
《四季草花図》1930年頃 大島紬美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama
《アダンの海辺》1969年 個人蔵 千葉市美術館寄託
展示は、7月14日(土)から8月19日(日)まで
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1
生誕110年 田中一村展 佐川美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

佐川美術館開館20周年記念の第2弾特別企画展、そして田中一村(1908-1977)の生誕110年にもあたり、10年ぶりとなる大規模な「田中一村展」の開催です。

田中一村は栃木に生まれ、幼少期より南画を描き、1926年に東京美術学校へ入学します。学校は2ヶ月で退学し、それ以降は特定の師にはつかず、独学で画家人生を歩み、千葉で20年間ひたすら写生に没頭します。

そして、新しい創作への道を模索する中で、奄美大島へ渡り亜熱帯の植物や鳥などを題材にした日本画を描き、独自の画業を追い求めていきますが、生前それらの作品を発表する機会もなく無名のままこの世を去ります。

本展では、生誕110年を迎える孤高の画家・田中一村の幼少期から青年期にかけての南画(中国の南宗画に由来する絵画)、南画との決別から新しい日本画への模索、そして琳派を彷彿とさせる奄美の情景を描いた作品まで、各時代の代表作を含む150点以上の作品により、「本道と信ずる絵」を求めた彼の創作の軌跡と一村芸術の真髄に迫ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年7月14日(土)~2018年9月17日(月・祝)
会場 佐川美術館 Google Map
住所 滋賀県守山市水保町北川2891
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※月曜日が祝日に当たる場合はその翌日
観覧料 一般 1,000円(800円)
高校生・大学生 600円(400円)
中学生以下無料(保護者のご同伴をお願いします)
  • ※( )内団体20名以上
    ※専門学校・専修学校は大学に準じて適用
    ※障害者手帳提示で本人様と付添者1名まで無料
TEL077-585-7800 
URLhttp://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

佐川美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

佐川美術館 佐川美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

見ごたえある「四季草花図」

田中一村...あまり知らない画家でしたが展覧会の出展作品の中に「四季草花図」があることが分かったので佐川美術館へ出かけました。実は、この作品はテレビ東京の人気番組「なんでも鑑定団」に登場して高額な鑑定結果がでた作品で、一村の素晴らしい筆さばきをこの目で堪能することができました。
また「やまぼうし」を描いた作品は、花の白と葉っぱの緑のコントラストが見事に表現されていて、暫くの間見入っていました。もっと一村のことを知りたくなりましたので、機会があれば田中一村記念美術館のある奄美パークを訪問してみたいと思います。


4.0

植物のいのちと愛らしい鳥たち

 滋賀県にある佐川美術館へ、終了間近の田中一村展に行ってきました。
 奄美に移り住んだあとの作品しか知らない者にとっては、七歳で描いた「菊図」から最晩年の作品までを一度に見ることができた今回の展覧会は、とても貴重な経験でした。残念ながら「アダンの海辺」は他館で展示中で、パネルに対面しただけですが、田中一村の世界を十分に堪能することができました。
 「蓮図」「十六羅漢像」「秋晴」等、奄美以前の作品にも心惹かれるものが幾つもありましたが、やはり画面いっぱいに植物のいのちが横溢し、愛らしい鳥が描かれているのが、私にとっての田中一村だという思いを強くしました。
 奄美移住後も、幾度か奄美と千葉を行き来していたこと、一村が小鳥を飼っていたこと等の伝記的な事実も大変興味深かったです。帰宅してから、一村が飼っていたというコウライウグイスの鳴き声をネットで検索してみました。「白梅高麗鶯図」に描かれていた黄色い鳥です。いろんな鳴き方をするようですが、私には、ホーホーホケキョと聞こえました。
 鑑賞に支障があるほどではないですが、館内はそれなりに混雑していました。バスで来館する団体客も多いようです。
 佐川美術館は駐車場が七十台分しかなく、満車の際は、臨時駐車場に誘導されるとのこと。当日の再入場は可能ですが、食事に出て、戻って、遠方に駐車しなおすのは面倒だと思い、館内の喫茶コーナーで、サンドイッチセットとケーキセットを注文し、家人と半分ずつ食べました。コーヒーが美味しいなと思ったら、イノダコーヒの豆でした。私たちが喫茶を利用したのは十一時前でしたが、すでに数組の待ち。昼食時には大変な行列ができていました。
 常設展の平山郁夫館、樂吉左衛門館も楽しんできました。佐藤忠良館は、田中一村展の会場になっていて、忠良の作品は通路に並んでいました。平山郁夫を見るだけでも訪れる価値のある美術館だと思います。

4.0

田中一村展 / 佐川美術館

今回の展覧会では、幼少期から奄美に移住する迄の作品を中心に展示されています。つまり、一村を有名にした、奄美の自然を日本画というより西洋画に近い鮮やかな色彩で描ききった絵画の展示は少なく、幼少期~千葉で過ごした青年期~九州、四国、紀州へのスケッチ旅行での絵画、そしてその多くが個人蔵であるのも興味深いです。というのも彼は後援者から生活費の援助をしてもらい絵画を描いていた画家だからです。後援者の意に沿った絵を描くのに嫌気がさしたのか、50歳になって全てを投げうって奄美へ移住し染色工として働きながら自分の描きたい絵だけを存分に描ききった一村の画家としての意地も感嘆すべきものですが、その原点である7~8歳で描いた「白梅」「紅梅」図はとても子供が描いた絵とは思えぬ程完成度が高く、周りの大人たちが神童ともてはやしたのも理解できる出来映えです。また晩年、奄美移住の資金を捻出する為描いた襖絵の数々は、琳派を思わせる構図でありながら緻密に描かれた植物とその鮮やかな色彩は後の奄美時代を思わせる画風でとても迫力があり見ごたえがあります。
田中一村を初めて見る人には彼の凄さがちょっとわかりずらいかもしれませんが、彼の画家としての軌道を知るとても興味深い展覧会です。

3.0

初の田中一村展。南画と日本画の振り幅大きい。

初めてまとまって田中一村の作品を見た。
「アダンの浜辺」も初めてで、南画作品との違いに驚いた。
色紙サイズの作品も多かったけど、じっくり描かれた日本画は見応えあった。

4.0

田中一村20代 ギュウギュウ詰めは違和感?絶妙?

晩年の奄美の動植物はもちろん見応えあり。
加えて20代の襖絵、ごく普通の花々の配置は絶妙。
又、余白はちゃんとあるのに、同じ様なモチーフをこれでもかと詰め込んで画いた襖や軸。
彼の画く花びらは、カリスマ美容師が遊ばせた毛先の如く絶妙不思議なバランス。
はっきりとした色 形 鳥の目線もまたカワイイ。
違和感を感じているのに 引きつけらる 人気の理由がわかりました。

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出展作品・関連画像IMAGES

《秋晴》1948年9月 田中一村記念美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama

《初夏の海に赤翡翠》1962年頃 田中一村記念美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama

《つゆ草にコオロギ》1921年 個人蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama

《枇榔樹の森に崑崙花》制作年不詳 田中一村記念美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama

《菊図》1915年 個人蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama

《四季草花図》1930年頃 大島紬美術館蔵
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama

《アダンの海辺》1969年 個人蔵 千葉市美術館寄託
展示は、7月14日(土)から8月19日(日)まで
作品画像全て ©2018 Hiroshi Niiyama

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