文豪・泉鏡花×球体関節人形
~迷宮、神隠し、魔界の女~

弥生美術館

  • 開催期間:2018年7月1日(日)~2018年9月24日(月・振)
  • クリップ数:11 件
  • 感想・評価:6 件
文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~ 弥生美術館-1
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「高野聖(こうやひじり)」2018年 人形、写真/吉田良
「草迷宮(くさめいきゅう)」2018年 人形/水澄美恵子、写真/吉田良
「絵本の春(えほんのはる)」2018年 人形/陽月、写真/吉田良
「化鳥(けちょう)」2018年 三浦悦子/人形、吉田良/写真
「天守物語(てんしゅものがたり)」2018年 人形・写真/吉田良
泉鏡花 昭和元年頃 泉鏡花記念館提供
「琵琶伝(びわでん)」2018年 人形/愛実、写真/吉田良
「茸の舞姫(きのこのまいひめ)」2018年 ホシノリコ/人形、写真/吉田良
「夜叉ヶ池(やしゃがいけ)」2018年 人形/橘明、写真/吉田良
文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~ 弥生美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

泉鏡花(1873~1939)は、明治後期から昭和初期かけて活躍した文学者です。

神なのか、魔物なのか、人なのか・・・鏡花文学の謎めいた女人たちの存在は、人形と通じ合うものがあります。人形もまた本来は無機質なものながら、命あるものの気配を漂わせる不可思議な存在です。

特に、「球体関節人形」という、現代の「活き人形」と言うべきリアルな人形には、「本当に生きているのかもしれない」「心があるのかもしれない」と錯覚させられるほどの存在感があり、見る者は圧倒させられます。

球体関節人形の草分け的な存在である吉田良と、その指導を受けたピグマリオンの作家が、鏡花文学のヒロインたちを人形に制作しました。

また、明治~大正期に鏡花作品を飾った木版、石版口絵、肉筆の手紙などで鏡花の人生と文学を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年7月1日(日)~2018年9月24日(月・振)
会場 弥生美術館 Google Map
住所 東京都文京区弥生2-4-3
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
7/17、9/18(火)
※ただし、7/16(月・祝)、8/13(月)、
9/17(月・祝)、9/24(月・祝)は開館
観覧料 一般 900円
大・高生 800円
中・小生 400円
TEL03-3812-0012
URLhttps://www.yayoi-yumeji-museum.jp

弥生美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

弥生美術館 弥生美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

人工的で生々しい世界

写真に惹かれて行ってきました。
泉鏡花はあまり詳しくなく、楽しめるか不安もありましたが作品解説やあらすじもパネル表示されていて物語の中に人形をイメージさせることができました。
関節や肌は全く人間ではなく無機質なのに、動き出し語り出しそうな気配が感じられとても興味深く回りました。
駅から少し歩くのですが美術館の外観も雰囲気があり入る前から楽しめました。
あまり規模は大きくなく順路がまどろっこしかったのですが悪い点はそのくらいで充実した内容でした。
泉鏡花を好きな方はもちろん球体関節人形に惹かれた方にもおすすめです。

4.0

美しさと恐ろしさを感じさせる

どの人形も今にも動き出しそうなほどリアルでかつ美しかった。
だが同時に恐ろしくもあった。
美しくもあり恐ろしくもある大変魅力的な人形を間近で見ることができて良かった。

3.0

久々の弥生美術館

幸運にもチケットが当たり、先日鑑賞してまいりました。
当然のことですが、人形作家の方々は鏡花の世界を表現されてはいても、それはあくまで各々の解釈であって、人形を見て鏡花の物語を感じられるかと言われれば首を傾げざるを得ないものもありました。
物語を読んで自分なりにイメージをした世界と、他者の解釈との相違に違和感を感じるのは仕方ないことですね。
むしろ当時の本の装丁や挿絵に目を楽しませてもらいました。

4.0

夏にもってこいの展覧会です

球体関節人形、というとちょっとおどろおどろしい感じですが、まさに
その世界観を見事に表していてづごかったです。泉鏡花の作品がとても好きなので、まさにそのもの、という感じです。泉鏡花の小説のイメージを視覚化できるところがすごい!!ぜひ小説のファンの方にもオススメです。展覧会限定のドリンクも衝撃的です(お味はとってもおいしいです)ので、帰りにカフェに立ち寄ることもオススメします!!

4.0

斜視が効いてる

チケット当たらないけど行ってきた。
吉田良の球体関節人形、昔より一段と人間らしさが増して、「生き人形」という形容がぴったり。美しいけど怖い。ゾゾってする。なんでだろうと、瞳を覗きこんでわかった。斜視なのだ。非の打ち所のない端麗な顔に一つだけ、人を不安にさせる視線を潜ませる。見事だ。

残念なのは作品に照明が当たりすぎて、あまり不気味さを演出できていなかったこと。展示の仕方をもうちょっと工夫してほしかった。写真集のほうが不気味だった。

人形にばかり目が行ってしまいがちだが、鏡花作品の挿絵のほうも見ごたえがあった。鏑木清方とか、さすがの上手さで線が細かい。本の装丁も小村 雪岱とか橋口五葉が手掛けていたりと、豪華な顔ぶれだった。

THANKS!をクリックしたユーザー
charbowさん、ずんださん

4.0

artagendaさんからチケットを頂き、行ってまいりました。

幻想的で妖艶な泉鏡花の世界を球体関節人形で表現する、テーマを聞いただけでわくわくするような展覧会です。「茸の舞姫」以外は未読のまま伺いましたが、作品の概要を説明するパネルがあったので、知らない作品がテーマの作品も楽しめました。形を持たないイメージが強い泉鏡花の作品を球体関節人形で表すことで説得力が増すことに驚きました。有機物と無機物を組み合わせて、異形の女性を表現するのに球体関節人形はぴったりでした。ひたすらに美しい空間をありがとうこざいました。

THANKS!をクリックしたユーザー
cronistaさん

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出展作品・関連画像IMAGES

「高野聖(こうやひじり)」2018年 人形、写真/吉田良

「草迷宮(くさめいきゅう)」2018年 人形/水澄美恵子、写真/吉田良

「絵本の春(えほんのはる)」2018年 人形/陽月、写真/吉田良

「化鳥(けちょう)」2018年 三浦悦子/人形、吉田良/写真

「天守物語(てんしゅものがたり)」2018年 人形・写真/吉田良

泉鏡花 昭和元年頃 泉鏡花記念館提供

「琵琶伝(びわでん)」2018年 人形/愛実、写真/吉田良

「茸の舞姫(きのこのまいひめ)」2018年 ホシノリコ/人形、写真/吉田良

「夜叉ヶ池(やしゃがいけ)」2018年 人形/橘明、写真/吉田良

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