ルドン ひらかれた夢
ー幻想の世紀末から現代へー

ポーラ美術館

  • 開催期間:2018年7月22日(日)~2018年12月2日(日)
  • クリップ数:14 件
  • 感想・評価:5 件
ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ ポーラ美術館-1
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オディロン・ルドン《ダンテとベアトリーチェ》1914年頃 上原美術館蔵
オディロン・ルドン《オルフェウスの死》1905-1910年頃 油彩/カンヴァス 岐阜県美術館蔵
オディロン・ルドン《神秘的な対話》1896年頃 岐阜県美術館蔵
オディロン・ルドン《日本風の花瓶》1908年 ポーラ美術館蔵
イケムラレイコ《Genesis I》2015-2017年 テンペラ/ジュート シュウゴアーツ蔵 ©Leiko Ikemura, Courtesy of ShugoArts
オディロン・ルドン《III. 不恰好なポリープは薄笑いを浮かべた醜い一つ目 巨人のように岸辺を漂っていた》『起源』1883年 リトグラフ/紙 岐阜県美術館蔵
オディロン・ルドン《ヴィーナスの誕生》1912年頃 油彩/カンヴァス ポーラ美術館蔵
鴻池朋子「素焼粘土」2013年 素焼き粘土、水彩 個人蔵 ©Tomoko Konoike
ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ ポーラ美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスで活動した芸術家オディロン・ルドン(1840―1916)は、印象派の画家たちとほぼ同じ世代に生まれながらも、不気味な怪物たちが蠢く世界や、神秘的なヴィジョンに満ちた幻想的な場面を絵画に残しました。

その謎めいた絵画ゆえに、これまでルドンは、心の中に潜む「内なる世界」に向き合いながら奇妙な作品を制作し続けた孤高の芸術家と考えられてきました。

ところが、近年の研究によってルドンの新しい側面に光があてられています。公開された彼の手記や手紙にもとづく客観的な分析を通して、彼の作品を同時代の潮流の中であらためて捉えなおしたところ、ルドンは当時目にすることのできた過去の美術史上の傑作や同時代の美術作品をはじめ、自然科学の挿図や戯画などの大衆文化という、彼を取り巻く世界から多大なる影響を受けていることが明らかになってきたのです。

本展覧会は、これまで築き上げられてきた孤高の幻想画家という芸術家神話を解き明かし、様々な価値観が交錯する時代のなかで探究を続けた「ひらかれた」芸術家ルドンの姿が明らかにする試みです。

さらに幻想や神秘の世界を追い求める現代作家との比較を通して、ルドンの生み出した芸術の今日的な意義を検証します。

【FEATURE|内覧会レポート】20世紀最大の芸術運動"シュルレアリスム"と、日本の"シュール"の変遷をたどる新たな視点の展覧会がポーラ美術館で開催中

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年7月22日(日)~2018年12月2日(日)
会場 ポーラ美術館 Google Map
住所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
時間 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 会期中無休 
※但し9月27日(木)は展示替えのため企画展示室は休室
観覧料 大人 1,800円(1,500円)
65歳以上 1,600円(1,500円)
大学・高校生 1,300円(1,100円)
中学・小学生 700円(500円/土曜日無料)
  • ※( )内は団体15名以上
    ※障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)1,000円
TEL0460-84-2111
URLhttp://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20180722s01/

ポーラ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

ポーラ美術館 ポーラ美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

ルドンのイメージが変わる

三菱一号館のグランブーケを観て以来、ルドンのイメージは相当変わったけど、今回の展示も相当良いと思う。ルドンのイメージで目玉オヤジしか思い浮かびない人は、この鮮やかな色彩の作品たちを是非観て欲しいと思う。交友関係の広さもちょっと意外だった。

THANKS!をクリックしたユーザー
Kimusan5057さん

5.0

ますます好きになりました!!

神秘的な雰囲気の不思議な画家のイメージで、三菱一号館の展覧会でもそのイメージだったのですが、今回、同時代の他の画家たちとの交流やつながりみたいなものが合わせて見えてきたことで、もっと身近に感じることができるようになった気がします。
黒のあの目玉も、単なる奇妙なものではなく、実はちゃんとした写生に基づいているとおもうと、奇妙どころか素晴らしかった!!
もちろん、カラフルな作品は夢のようで、その世界に引き込まれてきました!

4.0

ルドンの黒の時代が好きになった

ルドンの展覧会は、今年三菱一号館美術館で開催されたものにも行きました。
本展覧会ではルドンの作品にとどまらず、彼が影響を受けた画家、影響を及ぼしたアーティスト、同年代の画家の作品も展示されていて、興味の輪が広まるような展示のされかたでした。

モネと相反するような画風だが、実は共通点があったり、ジュール・ヴェルヌや、漫画の『寄生獣』への影響だったり、、、

この美術館へは、コレクションをみたくて行ったのですが、思いがけず発見がありました。

あと今、藤田嗣治特集もやってます。

4.0

再評価の熱は日本から

三菱一号館美術館さんの展覧会でスポットを浴びたルドン。

同時期の画家とはあまりカブらない作風に好奇心をそそられます。

3.0

初めてのルドン

ルドンは目玉に象徴される一見不気味な、でも寂しさを感じさせる作品が印象にありました。それらは現代の作家にも影響を及ぼし、映画やアニメ作品にも反映されています。

そのイメージで初めて彼の展覧会を見ました。
明るい色使いの作品が意外に多く、『神秘的な対話』のようにピンク色、スカイブルー、エメラルドグリーンを使った作品には優しさ儚さを感じました。

代表的な作品がクローズアップされ、それは往々にしてセンセーショナルなものに傾きがちですが、展覧会で彼の広い作風を知ることができてとても良かったです。

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出展作品・関連画像IMAGES

オディロン・ルドン《ダンテとベアトリーチェ》1914年頃 上原美術館蔵

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オディロン・ルドン《神秘的な対話》1896年頃 岐阜県美術館蔵

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オディロン・ルドン《ヴィーナスの誕生》1912年頃 油彩/カンヴァス ポーラ美術館蔵

鴻池朋子「素焼粘土」2013年 素焼き粘土、水彩 個人蔵 ©Tomoko Konoike

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