5.0
クレパス画の優しい魅力!
クレパス画を集めた展示は初めて見たがが、その優しい色の魅力を十分に楽しめた。
現在売られているクレパスのカラーバリエーションの多さにもびっくり!
個人的には、洋菓子店マッターホーンの包装紙でも有名な、鈴本信太郎画伯のクレパス画が見れたのが嬉しかった。
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子供のころ誰もが手にしたことのあるクレパス。クレヨンとパステルの良さを兼ね備えた画材として、1925(大正14)年に日本で発明されました。
画面によく定着し、伸びやかで発色がよく、混色や塗り重ね、ひっかくなどの幅広い表現が可能です。クレパスが学校教材として普及したため、もっぱら子ども向けのものと思われがちですが、その優れた特性は、油絵具の入手が難しかった第二次大戦直後に多くの画家たちに注目され、次第に独自な画材として絵画表現に取り入れられるようになりました。
本展では、サクラアートミュージアムの絵画コレクションから、クレパス開発と普及に関わった画家・山本鼎(かなえ)をはじめ、大正から昭和にかけて日本画壇で活躍した巨匠たちを中心に、現代の作家たちの作品も併せて紹介します。
100人を超える作家たちの魅力あふれるクレパス画の競演をどうぞお楽しみください。
会期 |
2018年7月14日(土)~2018年9月9日(日)
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会場 | SOMPO美術館 Google Map |
住所 | 東京都新宿区西新宿1丁目26-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし7月16日は開館、翌17日も開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学・高校生 700円(500円)※学生証要提示 65歳以上 800円 ※年齢のわかる物を要提示 中学生以下無料 ※生徒手帳要提示
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル:美術館利用案内) |
URL | http://www.sjnk-museum.org/program/5380.html |
5.0
クレパス画を集めた展示は初めて見たがが、その優しい色の魅力を十分に楽しめた。
現在売られているクレパスのカラーバリエーションの多さにもびっくり!
個人的には、洋菓子店マッターホーンの包装紙でも有名な、鈴本信太郎画伯のクレパス画が見れたのが嬉しかった。
3.0
優しい色合い、使い手の使い方による作風の変化など、盛りだくさんで展示してあります。見終わった頃には、クレパスを使ってみたくなりますが、それを察したかのように、1階では絵を描くことができます。
小磯良平さんの絵がやっぱりお洒落で濃厚した。
5.0
子供のものというイメージのクレヨンとパステルそれぞれの特徴を兼ね備えて、なおかつ季節に左右されないように改良されたのがクレパス、ということで、子供のためのものではなく大人の芸術家のために作られたものだということを再認識しました。一見、太いラインしかかけないのでは?と思ってしまうあのクレパスからこんな簿会社重ね塗りで美しい作品ができることに感動!!
目黒でやっていたパステル展の時も感動染ましたが、今回も改めてクレパスが好きに!
体験コーナーで実際に自分も(数十年ぶりに)クレパス画を描いて、もちろんお土産にクレパスを購入しました!!
おとなも一心不乱に絵を描くことが楽しめますので、オススメです。
5.0
「クレパス画」というコンセプトのもと、さまざな画家の幅広い画風の作品が一堂に会し、とても見ごたえがありました。油絵のように重厚で暗い画面づくりのものや精緻な絵も多く、クレパスというなじみのある画材の可能性に驚かされる、大変有意義な展示でした。
岡本太郎の今まで見た作品は、個人的にエネルギーが強すぎて観賞していると疲れるものばかりだったのですが、クレパス画だとエネルギーの密度はそのままに内側に凝固して安定しているというか、ずっと見ていたいような吸引力があって、ふしぎな気分になりました。
また、絵心も絵を描く習慣もないのに、どの作品も見ていると妙に「ああ、クレパスでこんな塗り方ができるんだ、やってみたいな」「こんな重たい表現もできるんだ、描いてみたい」と思わされて、画家たちを魅了したクレパスの持つ力を実感しました。こんなにもうずうずと描きたくなる美術展ははじめてです。
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