4.0
写実絵画かと思いきや・・・
ホキ美術館の開館以降、写実絵画が脚光を浴びている。細密な描写を目に穴が開くほど眺めても、写真のようにしか見えない。というより写真よりも本物に見える。写真の誕生によって画家は廃業するなんて言われた時代もあったが、写実絵画は、芸術性によってそんな意見を一蹴した感がある。
で、今回の美術展。どう見ても写実絵画のように見えるのだが、実は写真であり、映像作品だ。絵画に写真が近づいていくという逆の展開にびっくりするのと、作品の美しさにうっとり。タイムラプスのように長時間露光して撮影して加工すると、こんな作品ができるらしい。
また新しい世界を発見してしまった。