4.0
点数は少なめですが、ゴウカです
ギリシャ神話とか好きな人にはとても楽しめる展覧会です。
宝石のデッサンからデザイン画、そして立体に実際になってみたアクセサリーと室内装飾などなど、同じモチーフを描いていてもそれぞれにおもしろくステキです。点数が少なめなので美術館がちょっとニガテな人でも寄り道気分で気軽に見て行けると思います。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国 300 の美術館・博物館と 858 の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
キュビスムの創始者ジョルジュ・ブラック(1882-1963)は、20世紀初頭、ピカソとともに、対象物の立体的な全容を平面上に表現するために分割と再構成という手法で革新をもたらした重要な画家です。
本展は、そのブラックが最晩年に取り組んだ「メタモルフォーシス」シリーズを日本で初めて本格的に紹介するものです。
彼の最終的な目的であったすべての造形物の美化への挑戦の成果、つまり絵画や彫刻から始まり、ジュエリー、陶磁器などの装飾芸術に至る様々な形態の作品が出品されます。
殊に、1963年、時のフランス文化大臣のアンドレ・マルローが「ブラック芸術の最高峰」と絶賛したジュエリーの数々においては、崇高なる彫刻ともいえるほどに、貴石や金属の美しさに魅了された画家の美への飽くなき追求が結実しています。
展覧会には、ブラックの最初期の風景画、分析的キュビスムやキュビスムから静物画への過渡期の作品など、画業の変遷をたどる少数の重要な絵画も加わり、ブラックが目指した造形の変容の過程をご覧いただけます。
作品の多くはフランスのサン=ディエ=デ=ヴォージュ市立ジョルジュ・ブラック-メタモルフォーシス美術館より出品されます。
会期 |
2018年4月28日(土)~2018年6月24日(日)
|
---|---|
会場 | パナソニック汐留美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
水曜日 ※ただし5月2日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円 65歳以上 900円 大学生 700円 中・高校生 500円 小学生以下無料
|
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/18/180428/ |
4.0
ギリシャ神話とか好きな人にはとても楽しめる展覧会です。
宝石のデッサンからデザイン画、そして立体に実際になってみたアクセサリーと室内装飾などなど、同じモチーフを描いていてもそれぞれにおもしろくステキです。点数が少なめなので美術館がちょっとニガテな人でも寄り道気分で気軽に見て行けると思います。
5.0
キュビストとしては知られているブラックだが、晩年には、せっせとジュエリーもつくっていた事を知る珍しい展覧会。
その根底には、ブラックの、存在そのもの、触感を感じるものをつくりたいという思いがあったようだ。
陶器へ、ジュエリーへ、彫刻へ、室内装飾へと至る、ブラック晩年の業績を約100点の作品で紹介する展覧会は見どころがある。
しかし、ギリシア神話に題材を得た作品ばかりなので、何の紙を表しているのか良く分からない難点があり、小さいのに、2160円も取る図録には解説が一切載っていない不親切ぶりだが、光り輝く作品は、それを補って余りある。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都港区で開催中の展覧会