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1年を5期に分けて行う所蔵名品展の第1期です。
神戸の本館には何度も行ったことがあり、テーマを決めた所蔵品展はいろいろ見たのですが、貴重なものはなかなか見ることができず、一度も見たことのないものが多くありました。
そんな中、中之島に別館ができ、今年度(2018年度)は所蔵品の名品を5期に分けて展示するということで、今行われている第1期を見て来ました。
建物も新しいので、その意味では快適ですが、思ったよりは手狭でした。
展示室の順序も途中で十字型に交差するという変わった動線でしたが、全体的にはさすがに見やすくできていました。
今は、村山龍平が初期に集めた軸絵と茶道具が主に展示されています。
奥の展示室(というより短い回廊のような感じ)では、今回の展覧会とは別に村山龍平の足跡が簡単に紹介されていました。
大きくはない美術館で、各地からの交通の便もいいとことろ(京阪・渡辺橋から直結、地下鉄・肥後橋駅からも直結、JR北新地駅から10分、阪神・梅田駅から12分程度)にあるので、気が向いたときに訪れられると思います。