5.0
堪能しました
伊藤若冲は大好きな画家の一人で、今回の展覧会はとても楽しみにしていました。
糸瓜群虫図に付属されている富岡鉄斎の書状3通も展示されていたり、若冲の弟子の若演の作品もあったりと、盛りだくさんの内容です。
若冲以外にも「細見コレクションの江戸絵画」として、俵屋宗達の双犬図なども展示されていました。これは白と黒の犬がじゃれあっている絵で、戌年の今年にぴったりだなあと思いました。
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伊藤若冲(1716~1800)はその独創的な絵画様式で、それまでの京都画壇の常識を打ち破り、旧風革新と呼ばれる18世紀の新たな潮流を切り開きました。
一方、古代中世の宗教美術中心だった細見コレクションが、江戸時代絵画に覚醒する扉を開いたのも若冲です。
また 、細見美術館での若冲との出会いが日本美術への入り口だったという方も少なくありません。
細見美術館開館20周年記念の節目の年に、伊藤若冲を中心とした江戸絵画コレクションを総覧する、新たなスタートの幕開けです。
会期 |
2018年1月3日(水)~2018年2月25日(日)
|
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会場 | 細見美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 (祝日の場合、翌火曜日) |
観覧料 | 一般 1,300円(1,200円) 学生 1,000円(900円)
|
TEL | 075-752-5555 |
URL | http://www.emuseum.or.jp/index.html |
5.0
伊藤若冲は大好きな画家の一人で、今回の展覧会はとても楽しみにしていました。
糸瓜群虫図に付属されている富岡鉄斎の書状3通も展示されていたり、若冲の弟子の若演の作品もあったりと、盛りだくさんの内容です。
若冲以外にも「細見コレクションの江戸絵画」として、俵屋宗達の双犬図なども展示されていました。これは白と黒の犬がじゃれあっている絵で、戌年の今年にぴったりだなあと思いました。
4.0
細見美術館が所蔵する伊藤若冲の作品が中心の展覧会なので出品数は少ないですが、伊藤若演の遊鶏図屏風が鑑賞できたのは良かったです。若冲の群鶏図のような鮮やかな墨の濃淡や雄鶏の猛々しさはなく、少し柔和な印象で鶏のひょうきんな仕草や表情がまさに「遊ぶ鶏」でした。
PS:初詣に合わせて鑑賞する予定で昨年末に招待券を送っていただいたのにこの時期の投稿になって申し訳ありません。
4.0
今にも屏風から飛び出してきそうな鶏たち。尾羽が何とも素晴らしく、踊っているかのようです。雄々しいばかりの雄鶏たちの表情がひょうきんでユーモラス。若冲の描くねずみも雀も可愛いですが、私はカワセミが好きです。
4.0
寒さに震える私と違い雪中雄鶏図の鶏さんは雪の中でも猛々しいです。作品の多くは墨画でしたが海老や鼠の婚礼、大きく描かれた里芋などがあって楽しめます。伊藤若冲の作品ではないのですが「伊勢物語かるた」は美しい色彩と葛岡宣慶が書いたと伝わる優美な書に見惚れてしまいました。掌よりも小さいかるたに緻密に描かれた絵の中に引き込まれる様で、また書かれた文字が今にも動き出しそうな、不思議な感覚です。土曜日のお昼過ぎでしたが混雑もなく一点一点じっくりと鑑賞することができました。
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